2016年10月02日 |
松山城は今日も雨だった!
■ 松山市は今日も雨だった! 連日の雨で"秋"を堪能出来ませんが、じっとしてる訳にはいきません!今週は一体何処でしょうか? 電車が行き交っていますが、広電のグリーンではなくオレンジ・・・。 "俺ん家(おれんち)"・・・ではなく"オレンジ"。 |
しかも!機関車も! そうです。「坊ちゃん列車」の始発・終着駅にもなっている"道後温泉駅前"です。 オレンジは、"伊予鉄道"のシンボルカラーでした。 「イヨッ!い~よ。」 |
「道後温泉駅」のすぐ隣の"道後温泉商店街"通称「道後ハイカラ通り」に日本一の土産店が軒を連ねます。(アーケードなので元々連なってますけど) |
日本最古の歴史を誇る道後温泉のシンボル「道後温泉本館」は、明治27年(1894年)に建てられ、今は国の重要文化財に指定されています。 さすがの存在館です。 |
小林一茶、夏目漱石、昭和天皇なども入湯された由緒ある温泉です。 「美しい日本の歴史的風土100選」および「平成百景」にも選定されました。 ■ 松山城へDO GO! |
↑ 背中に汗かいて…、早く入りたい! "旅の思ひ出"に乗りましょうよ! → |
「DO GO!」という英語はありませんのでちびっこは真似をしないように! 「松山城」は、道後温泉から車で約10分!スグです。 ロープウェイ乗り場が、キレイで大きいのにビックリ! JR五日市駅より立派です!2006年にリニューアルしました。 |
→ みなさんこんな格好でご案内されています。 「 さて問題です! この着物の柄は何と言うでしょう!」 「・・・・?」 カスリもしませんでした。 |
ロープウェイを使えば2分半で到着です。 尾道や宮島で慣れてはいますが、冷房を"ダイソン"で賄っているのにはビックリ! 盗られたらダイソンがいです。 標高132mの勝山山頂の本丸を目指します。(ほんまに) |
この日は、時々小雨が降り、湿度1,000%な一日でした。 いつもですと絶景が広がる城周辺ですが、真っ白!モヤが覆って「も~、やッ」 気持ちをキリ替えて、近くの景色を楽しみます。 |
松山城は、加藤嘉明が築城に着手し、寛永4年(1627年)に完成しました。 大天守を含む21棟の現存建造物は、国の重要文化財に指定されています。 |
下界からチラっと見える天守以外に、こんなに当時の建物が存在するとは・・・。 それでも1933年頃までは40棟の建造物が残っていたのですが、19棟が焼失してしまったそうです。 |
戦のときは重要な役割を果たす"門"は、11もありますが、こちらは重要文化財の「一ノ門」(左)と「太鼓門」(右)です。たぶん・・・ だって、同じような門が沢山あるんだモン。 |
この日は、チョット先の"天守"もご覧のように霞んで見えます。 右が「大天守」、左が「小天守」の"連立式"となっています。 |
天守が現存する全国12箇所の城のうちのひとつで、「日本三大平山城」「日本三大連立式平山城」にも数えられています。 ← 真ん中が"大天守"で、三重三階地下一階で、江戸時代最後の完全な城郭建築です。 |
白と黒と茶色以外に殆んど色彩の無いお城建造物ですが、石垣の間から伸びる自然の草花がアクセントとなっています。 ↓ → |
お城は、天気が良いと青空をバックにした建物のコントラストが綺麗ですが、今日は残念ながら「真っ城」です。 |
最後の門"筋鉄門"をくぐると、突き当たりは"十間廊下"です。 ここは、いわゆる"本壇"の中のパティオ(中庭)になっています。 |
いよいよ"大天守"を目指します! 姫路城や熊本城のように、決して"天守"だけで存在感を示すようなお城ではありませんが、ここまでの道のりの歴史的建物の数々が天守を一層引き立てます。 |
建物も展示物も当時のモノと思うとロマンです。"天守"内はスリッパですが、ワラジのほうがいいですねぇ。(階段が急で滑るんでしょうけど) |
やっと"大天守"にたどり着いたもののご覧のように霧の中、バツグンの湿気にウンザリ。 |
下界の景色は見えませんでしたが、奇しくも"天空の城"を楽しむことができました。 |
トリップアドバイザーの「行って良かった!日本の城ランキング」(2014年)で堂々の2位になったのもうなずける立派なお城でした。 今年は、6位でした。(1位は姫路城) |
行きはロープウェイで2分半、帰りはリフトに乗って6分でした。 もちろん帰りもロープウェイでも構いませんが、松山市を見下ろせる景色は断然コチラ!ダイソンの風より自然の風が心地よいです。 |