2016年09月04日 |
岡山県笠岡市&総社市
■ 岡山県の笠岡市と総社市を訪ねました! 秋間近!ドライブのシーズンが待ち遠しいですが、今回は、 まずは、広島県との県境近く"笠岡市"を訪ねました。 「笠岡ベイファーム」は、笠岡湾の干拓地で四季折々の花が楽しめます。 |
台風の接近に伴い、暑い夏から秋へと季節は移りつつありますが、「笠岡ベイファーム」のひまわりは、まだまだ頑張って夏っていました。 |
台風の影響で少し風が強く、畑のひまわりは電池も入っていないのにゆらゆら首を振って踊っていました。 100万本のひまわり!だそうです。丈が短めです。 |
ひまわりはそろそろ終わりですが、続いてコスモスがスタンバイしており、3haの畑に10月ごろに咲き揃います。 つい表ばっかり見ますが、裏もたまにはご覧ください。 なかなか綺麗です! ↓ ↓ |
春は菜の花、ポピーと"四季折々"と言いたいところですが、冬は無くて不愉快です。 |
← "笠岡"と言えば"カブトガニ"です。 カブトガニを求めて博物館までやってきましたが、まず目に映ったのは隣接する「恐竜公園」です。ホラッ! |
普通の公園かと思ったら、「森林」「砂漠」「海」の三つのゾーンに分かれティラノザウルスをはじめ7種8体の実物大の恐竜が居るんでザウルス! |
園内の植物も当時のものを再現してあります。 メタセコイアは、背の高い木ですが、6500万年~200万年前に栄えていた植物で「生きた化石」と言われています。 |
こんな恐竜と一緒に過ごしながらお弁当を食べている家族連れも見かけましたが、笠岡では恐竜と共存しながら生きていけてるようです。 |
何故「恐竜公園」がここにあるかと言うと、"カブトガニ"が恐竜時代に生きた生き物だからです。 「カブトガニ博物館」は、カブトガニをテーマにした世界唯一の博物館で、外観もカブトガニをもしかして模しています。 |
中に入るといきなりキャラです。 オスメスのセットで「カブ海(かぶみ)ちゃん」と「カブ二くん」です。 二匹でセット、しかもメスがでかい!ちゃんと実際のカブトガニに習っています。(株はやっていません。) |
左は脱皮する過程を展示しています。 右は、ドイツで発見されたカブトガニの化石です。 |
こちらはホンモノのカブトガニです。 国の指定天然記念物です。 メスの背中にオスの乗っかていますが、何時もです。 エサはメスから先に食べて、お腹がいっぱいになったらオスにあげるんだそうです。(かわいそうなオス・・・) |
館内はカブトガニばかりではありません。 同時代を生きた恐竜たちも展示してあります。 真ん中にデーンっと構えているのは、恐竜の骨です。「ほーねぇ。」 天国に行ったようで、天使の輪っかが付いていました。 |
博物館は、笠岡湾に面したところにあります。 笠岡湾はカブトガニが生息しているところなので、改めて見てみると海底を想像してしまいます。 さて、笠岡市からクルマで約40分東へ! 思い立って行きました!「そうじゃ、総社に行こう!」 |
■ 倉敷市の北、総社市を訪問! |
「総社市」は、比較的平坦な地形のノドかな田園が広がるところです。 古代から栄えた地域で、古墳や神社仏閣が点在しています。 平野部に小高い山がモッコリ!・・・と思ったら"古墳"だったりします。 |
古代米も植えられています。→ 9月17日、18日には、備中国分寺前で「赤米フェスタ2016」と題してコンサートやライトアップイベントが行われます。 |
↑ ↑ 岡山といえば"桃"ももちろん!有名ですが、サギが桃の木に留まっているのには、オドロキモモノキでした。 「吉備路」は、平坦で、自転車を漕ぐにはキビジくないーということで、サイクリストも多く見かけました。 |
低い山に当然と現れる姿が美しい「備中国分寺」です。 まさに「吉備路」を象徴する風景です。 「備中国分寺五重塔」は、奈良時代に聖武天皇の命によって全国に建てられた国分寺のひとつで、五重塔や本堂などは、江戸時代に再建されたものです。 |
← こちらは「本堂」です。ほんとうです。 お寺一体は、国指定の史跡になっており、丘陵地帯のほぼ中央に建っています。 |
"五重塔"は、高さ約34m。中には五体の如来像が安置されています。 塔は、国の重要文化財となっています。 |
国分寺の建つ丘に立ち下界を見渡すと、 広島にはなかなか無い広大な田園風景が広がります。 遠くには"高梁川"が流れています。 次に東総社駅近くの「まちかど郷土館」を目指します。 |
「まちかど郷土館」の建物は明治43年に建てられた旧総社警察署の建物で、超モダンな洋風建築となっています。 赤いポストがあるので「旧郵便局」だと思っているヒトも 居るようです。 ↓ ↓ |
← 全面窓!実に開放的で明るい室内です。 入館料は、ナント!無料です。 |
外から見ると丸くなっている角部屋ですが、中に入ると2階はこんな感じ!真ん中のテーブルで朝食でも戴きたいもんです。 当時は、いわゆる"客間"だったんでしょうか? ↓ 近所の小学3年生が二人、見学に来ていました。 地元を学ぶ・・・素晴らしい! |
総社は「備中売薬」発祥の地ということで、薬の資料が多くありましたが、そんな中、これは第二次大戦中の「備前焼の手榴弾」です。 全てが"軍需"の時代とは言え、ビックリ! |
この資料館だけでなく、周辺には歴史ある古民家が点在しています。 窓から見えるこの家は、お医者さん家で現役で使われています。 歴史と風情のある"総社"の街、是非、秋にでも行ってみて下さい。 |