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2016年08月21日  
瀬戸内国際芸術祭2016 in 小豆島!その1
■ 瀬戸内国際芸術祭2016in小豆島!その1 



3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」12の島と2つの港を舞台に展開されます。

スタート地点の岡山県宇野港へ到着!
猛暑のせいか皆さん、こんな感じでした。(ならいいんですが)
 
 
 
   ところが!ギリギリに行ったもんで小豆島行フェリーは満車!次のフェリーまで4時間あるので新岡山港へ移動することにしました。

その前に、折角の"宇野港"ですから宇野港周辺のアートを散策しました。

 まずは宇野港に隣接する「JR宇野駅」
   スペイン料理のお店ではありません。

 
 この駅舎は、瀬戸内国際芸術祭の会場である宇野港周辺であることから今年、イタリア人アーティストエステル・ストッカーによりアート化されました。
スペイン料理じゃなくて"イタめし"でした。中は普通の駅です。

 
 
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小沢敦志、作「終点の先へ」
放置自転車をアート化すると同時に、レンタル可能な自転車として再生しました。
海と鉄道の終点が隣接する宇野の街を走り回れる宇野


 
 宇野駅から歩いて10分!「駅東創庫」を覗いてみます。
ここでは、染色、ガラス、木工、陶芸、立体造形など10数名のアーティストが工房を構えています。


 
 
   何の変哲もない"倉庫"ですが、さすが"創庫"!入口はアート系です。そうこなくちゃ!

 
 受付すぐのエントランスでは、ダンボールアートが展示されていました。これ全部ダンボールです。(どうりで暖房が効いてるように暑かった!)

 
 
     発泡スチロールで大きなものから小さなものまで、様々なもの制作されていました。
天井からタツノオトシゴがぶら下がっていましたが、オトシたら大変!

 
 あっという間に新岡山港からフェリーで小豆島に到着しました!
広島でも36度を越す猛暑日の週末、小豆島もどうしようもない暑さ!
3年前に訪れた中山の"千枚田"は、穂が実り、それ自体がアートとなっていました。

 
 
   千枚田の名物は、3年前にもここにありましたが、台湾ワン・ウェンチー作で地元の、約4000本を使った「オリーブの夢」です。

 
 3年前の作品とはデザインが少し変わっています。
入り口付近に座薬のようなが存在します。ドームの中に「どーむ」とお邪魔すると、中は舞台のようになっていて回遊することができます。

 
 
     この辺りでは、ワン・ウェンチーの作品と「こまめ食堂」が人気スポットです。
しかし3年前に訪れた時とは比べ物にならないほどの超人気スポットになっていて、予約なしでは入れない状態でした。
おむすび屋さんで予約ですよ!

お店の雰囲気風通し景色お米の美味しいところが人気のポイントです。
 場所を変えて、小豆島の真ん中の半島「三都(みと)半島」を中心に見とこうということで、アート探しです!

まず、田んぼの敷地に巨大なアート!

久保寛子作「段山遺跡群」という3作品です。


 
 
   後ろに立っているのは「電柱でござる!」
田んぼの中に突如現れたのはイノシシ!鉄パイプで組まれた骨格に網のようなもので形を作っています。


 
 こちらも実は巨大です!
ヒトの!半分透明な感じが、半分現実?と思わせる不思議な存在館となっています。
後ろの方にイノシシがいます。



 
 
   三つ目はヒトの
瞑想しておられますが、これから色んなアートを探して迷走しそうです。ポケモンGO!の心境です。

 
 続いては、古民家から作られたジェームズ・ジャック(米国)の「夕焼けハウス」です。

後ろからか画像ですが、恐らく右側が夕日でしょうか?
土台の石垣が綺麗です。
 
     庭には二羽にわとりが・・・ではなく、石が敷き詰められていました。
色違いの石に沿って土間から中へ入ると、ひと間でした。
中では昭和っぽい子供がテレビのチャンネルを回していました。

昭和の子ではなく、現代のお客さまでした。
 そのお客様は別のところでも遭遇しました。
伊東敏光の作品「怪物と少年Ⅱ」では、先ほどの現代の少年がアートに乗って遊んでいました。
足がこんなに細いのに大丈夫でしょうか・・・。

 
   
                   ↑ ↑ 
まるでお地蔵さんのように建物の中にたった一体珍座しているのはいったい何でしょうか?
チャールズ・ウォーゼン(米国)の「ひとりおどり」だそうで、防波堤にあるブロックがひとつだけあると、なるほど・・・。



 黒田大祐の作品「チョウジガマズミについて」
こちらは、小豆島の自生する"チョウジガマズミ"という木に白い扇風機が無数に咲いています。
ヒトが近づくとセンサーで一斉に首を振りながら回ります。
 災害で出た土砂で埋め立てられた土地に、鳥居に見立てた石彫を設置して、山と海の境界を暗示するそうです。
土井満治「境界線の庭」という作品。

 
 
   今日は、半日でしたのでここまで!明日も暑そうですが、一日頑張ります!
来週は、小豆島東半分と、未開の地、北側を訪ねてアット驚くアートを探してきます。"その2"もお楽しみに!


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