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2016年08月07日  
平和を祈る日@福屋"SORaLa"&おりづるタワー!
 ■ 平和を祈る日@"SORaLa"&おりづるタワー!



今年の8月6日は土曜日でした。
広島FMは、8時からの平和記念式典を生中継でお伝えしました。

その後、8月6日街中へ
リニューアルした福屋八丁堀本店の屋上では、画家MAYA MAXXライブペインティングが行われました。
 
 
    その前に7月29日に新しくオープンしたばかりの福屋屋上パブリックガーデン"SORaLa"をご紹介します。


「御祭神 宇迦之御魂神」は、昭和4年に福屋が開業した時に総本社伏見稲荷大社より勧請したもので、新しくなったこの場所でも一際存在感を増して鎮座しています。

そのお隣は、赤い三輪車珍座していました。 
 "福屋"の屋上は、子供の頃から、お父さんが休みの日に家族揃って"よそ行き"の服を着て訪れる憧れの場所でした。

この夏からは、パブリックガーデンとして、文化の発信の場として生まれ変わりました。
大きな"フジツボ"も文化・芸術のです。
 
 
   ここはステージにもなる"青空図書館"です。
街中に登場したリビングのようにクッションに横になりながら・・・寝てるヒトも居ます。

大きなクッション"どくっしょん"
 
そんなピースフルな空間に、 画家MAYA MAXXが広島受け取った想いを"ライブペインティング"するプロジェクトが8月6日に開催されました。今年で9回目。昨年に続いて被爆建物でもあるここ福屋八丁堀本店が舞台でした。

今年も平和な広島の空とともに、10mのキャンバスに命が吹き込まれました。
 
   昔はデパートと言えば、「大食堂」でしたが、"SORaLa"ではレストランに変身!
しかもサンサンと降り注ぐ太陽が明るいテーブル!その名も
"UNDER THE SKY"

 
に囲まれながら色々なスペースが楽しめます。
広島産を中心とした野菜のほか、肉、魚のメニューが揃っています。

 
 
 


 ■ 続いては、「おりづるタワー」!
 屋外、屋内どちらでも気分に合わせて食事ができます。
営業時間は、午前11時から午後11まで、合わせて104席ありますのでパーティーなどにも利用できそうです。


真夏の昼間は暑いので、やっぱり室内がよろしいようで・・・。




 
 7月11日にプレオープンした「HIROSHIMA ORIZURU TOWER」(通称:おりづるタワー)は、すでに様々なメディアで取り上げられていますが、この8月6日に訪れると一層感慨深いものがあります。


1階のオープンカフェには、外国の方々が多く見られました。
 
 
   1階は商業フロアとして、物産館カフェがありますが、お好み焼きをベースにした食べ物など広島らしさが溢れています。





    壁のモニターには、今日の日付などが映し出されますが、
    初めての「8月6日」の表示になります。 ↓
今年世界遺産登録20周年になる「原爆ドーム」の東隣りに隣接するビルは12階建て、3階から11階はテナントとなっています。

 
   
  12階までは、エレベーターで一気に上がることができますが、傾斜の緩いスパイラルスロープ"散歩道"もありますので、ゆっくり上がるか、ゆっくり降りることができます。(歩行距離=約450m

"散歩道"には、漫画家、佐藤秀峰さんの作品が掲げられており楽しみながら歩けます。 
まずは、12階の「おりづる広場」です。
おりづるのワークショップスペースや、戦後から復興への映像をCG化してご覧になれるスペースなど、眺望を楽しみながら"おりづる"へ想いを託して頂けます。

 
 
    折ったおりづるは、「おりづるの壁」へ投入しますが、広場にはこんな箱もありました。
 
 家族で折ってます。
お母さん「チョット折り方が違うんじない?」
お父さん「気持ちがが折れそう・・・」

子供たちはポケモンより折り鶴に熱中です。いい思い出になると思います。
 
 
     メインホールモニター「CUBE」には、体の動きに合わせて折り紙が折れます。オレも折れた!

この位置から平和記念公園が見えます。
家族で何を話してるのでしょうか?

 
 そして1階上のRF「ひろしまの丘」に到着!
まずは、180度の視界に圧倒されます!

おりづるタワーよりも高いビルはありますが、視界の広さでは、ただの屋上以外では殆んどないのではないでしょうか。
 
 
   周囲は、メッシュのワイヤーで覆われているためがダイレクトに感じられます。
外は広島では今年初の真夏日35.1度を記録しましたが、ここは冷房なくても涼しい快適な空間です。(冬は抜群に冷えるでしょうね)

 
 メッシュはこんな感じ。
原爆ドーム相生橋路面電車、遠くに広島市内の街並みと山!
原爆投下から71年経ったとは言え、改めて人々のチカラを感じます。

 
 
    この日は、晴れてはいましたがモヤがかかってモヤマックスでハッキリとした景色ではなかったですが、日頃見慣れない角度から見る景色は新鮮でした。

 
 この空間は、単に景色を堪能するだけでなく、人によって様々な思いが交錯するところだと思います。
「昔」を想像しながら「今」を考えて「未来」に想いを馳せて下さい。

 
 
   斜めの角度がオカげさまで「丘」に立っているような気分になります。
ここで"おむすび"を食べないように!

気分が落ち着くのは、周囲のほとんどが"木"で出来ているからだと思います。
風と木と光で「広島」を受け止めましょう!