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2016年05月29日  
オバマ大統領がやって来た!翌日の平和公園
■ オバマ大統領がやって来た!翌日の「平和記念公園」



2016年5月27日は歴史的な1日になりました。
原爆を投下したアメリカの大統領として初めて、オバマ氏が広島の地を訪れました。

翌日の土曜日に平和公園へ行ってみました。
 
 昨日(5/27)のオバマ大統領の行動を辿ってみます。

まずは、「広島平和記念資料館」です。
修学旅行の小学生たちが体育座りで大勢待っていました。




1階のロビーには、「地球平和監視時計」があり、最後の核実験からの日数が掲示されています。↓ ↓
次から次へと絶え間なく入館してきます。
いつもの週末に比べて倍以上の人が訪れているということです。


 
 中の展示通路も思うように進まないほど沢山の人で溢れていました。
外国人の多さには驚きました。
 
資料館の志賀館長に特別にオバマ大統領が記載した「芳名録」と大統領が折ったとされる「折り鶴」を見せて頂きました!




 
 ↑ ↑
「芳名録」には数分かけて、
「私たちは戦争の苦しみを経験しました。共に、平和を広め核兵器のない世界を追求する勇気を持ちましょう。」 と記帳されました。




 オバマ大統領が作った「折り鶴」



 
 「平和記念資料館」から、歩いて「原爆慰霊碑」に向かいました。
 
 
   "リトアニア共和国"の観光客!
ポーランドの北あたりの国ですから"蒸し暑さ"にへこたれているのでしょうか?

外国からの観光客は、京都や大阪に宿泊して、広島へは日帰りの人が多いということです。残念ですねぇ。
 
 大統領来広の翌日・土曜日は、外国人と若い女性の姿が目立ちましたが、慰霊碑前も8月6日のように人の列が絶えることなく続いていました。

 
 
   "慰霊碑"の前で手を合わせる人、スマホで撮影する人、色々ですが、子供「向こう水」(向こう見ず)です。
 
 前日のメディア関係の方でしょうか?ホント外国の方がいつも以上に多かった印象です。


 
 
   オバマ大統領は、"慰霊碑"から北の"原爆ドーム"方面に向かいました。
 
 オバマ大統領が昨日立ち止まった左手には「原爆の子の像」があります。
こちらもご覧のように、修学旅行生が居るのかと思うほど大勢の人でした。
 
 
   オバマ大統領が立ち止まって、岸田外務大臣から説明を聞いていた場所から見た"原爆ドーム"です。
手前に"バラ園"があります。


ここで大統領はリムジンに乗って帰国の途につきました。

 
 ヒロシマの思いは、昔も今も変わらず続きます。
「元安橋」周辺では、高校生たち核兵器廃絶の署名活動を行っていました。

 
   
   「元安川」の河岸では、"水辺のコンサート"が行われていました。
本当は、ここまで足を運んで欲しかったのですが、只今補強工事中"原爆ドーム"、この日のために足場を外し外観はいつもの"原爆ドーム"になっています。

 
 
   これまで何度も訪れている"原爆ドーム"ですが、
改めて近くからレンズを通して見てみると思いも新たにさせられます。
 
 「広島県産業奨励館」として1915年に開館して101年、"原爆ドーム"が世界遺産に登録されて20年になります。
 
 
   オバマ大統領の来広を機に、それぞれの思いで改めてじっくり見て頂きたいと思います。
"原爆ドーム"周辺では、安田女子大学の皆さんが清掃活動を行っていました。
平和を願う心は、こういった行動から自然と湧きあがってくるものなのかもしれません。 

 
 
  "慰霊碑"前のこの列がいつまでも続きますように・・・。
 

広島FMでは、オバマ大統領の残した17分間のメッセージをジャーナリストの池上彰さんに解説していただきます。
6月5日(日)19:00から放送予定です。お楽しみに!