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2015年09月20日  
国宝「松江城」を訪ねました!
  ■ 国宝!「松江城」を訪ねました。


今年(2015年)7月8日に"国宝"に指定された「松江城」を訪ねました。
大手木戸門前には、早速"国宝"の石柱が建てられていました。


 
  駐車場前で松江城を築城した"堀尾吉晴"
   「松江城はこっち!」と指差しています。
茶屋の前で中井貴一、一歩手前の"中井リーチ"みたいな武士が立っていました。

「お主は誰?」と聞いたら「名乗るほどの者ではない」そうです。
松江には、有名な武士のまつえはいないそうです。

 
 国宝に指定されてまだ間がない事もあって駐車場はいっぱい!
"国宝"の威力はすごい!

因みに"天守"の国宝指定は、63年ぶり5件目です。

 
 彼岸花につられて道を歩いていると"順路"を逆走して「北門」来たモン

「北門」

 
 「北門」をくぐると「松江城」の裏側が出現!

さすが!日本に現存する12天守のひとつ!オーラが違います。

 
 こちらが正面です。
5階建て地下1階、中段正面に千鳥が羽を広げたような入母屋破風があることから「千鳥城」とも呼ばれています。

黒っぽいお城は戦国時代のお城の特徴ですが、"松江城"は、1611年堀尾吉晴によって築城されました。
 
海老反りになったエビではなく、 
しゃちほこばった"鯱(しゃちほこ)"です。
 
   地下には井戸が掘られています。深さは24m! ↑↑
   井戸移動式ではありません。 




お城の中は裸足です。
400年前の建物はヒンヤリして足裏から歴史を実感します。
急な階段は、軽くて火災に強いで作られているそうです。

 
 "天守閣"は、松江市内を360度見渡せます。風通しが良すぎて、これからの季節はチョット厳しそうです。

 

 遠く北に見えるのは"宍道湖"でございます。信じて下さい。

 
 幕末には全国で約70の天守がありましたが、今では12箇所、そのうち5箇所が"国宝"です。
あと四つは、長野の松本城、愛知の犬山城、滋賀の彦根城、そして姫路城です。

 
 "松江城"の周辺には、護国神社稲荷神社があります。
民家も立ち並ぶ「鎮守の森散策路」を歩きていくとお掘りに出ます。


 
 


松江市内は、市街地の割に小さな川が多く、そこを遊覧船が行き交う風情のある街です。




 ↓ も欄干が木で出来ているものが多く景観に配慮しています。
 
 
いたるところに松江城の国宝を祝う文字が見られます。

 
こんな穏やかな気候の日には、ゆったりで松江市内をご覧になっては如何でしょうか?



 
「堀川めぐり」は、3箇所から乗船でき、松江城周辺の3.7㌔のコースを約50分かけて遊覧します。(大人1230円)
 

 
 カワウ(鵜)も川案内!ボーッとしているのではありません。ボートを見ているんです。

 
 松江城のお掘りは宍道湖の湖水が流れています。
とするとシジミがいるかも…。と、しみじみと考えてしまいます。

 
 松江は"松江城""城下町"がセットで残る歴史的に貴重な街です。
お堀の周辺には城郭を取り巻くやカギ型に曲がった道など、当時と変わらぬ姿を残すものもあります。


 
 松江城の北側にお堀と並行して走る通り「塩見縄手」には、中級武士の屋敷が並んでおり、現在は「武家屋敷」「田部美術館」「小泉八雲記念館」として公開されています。

 
天気のいい日には、レンタサイクルで巡るのもいいですし、「ぐるっと松江レイクライン」(赤いバス)で観光するのもいいかもしれません。
 
 松江は、観光+食べ物が外せません!
お土産には是非、"和菓子"を!
そして現地では"出雲そば""しじみ汁""ぼてぼて茶"を頂いて下さい。

 
 "ぼてぼて茶"は、江戸時代のお殿様が小腹を満たすのに食されたお茶で、玄米茶の中に黒豆、もち米、漬物などを入れて飲みます。
 
 "割子そば""しじみ炊き込みご飯"、そして"しじみ汁"と言う妙な組み合わせで「BEST of 松江」を戴きました。

 
 この度は、"松江城"祝!国宝指定で訪れましたが、「玉造温泉」も近いですし、是非、ゆっくりと山陰を楽しまれては如何でしょうか?