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2015年06月28日  
「ひろしま3都、道めぐり」 in 竹原!
   ■ 「ひろしま3都、道めぐり」 in 竹原!


  呉、東広島と続いたシリーズもいよいよラスト!
    "まちかどアートワークス"竹原へやってきました!





 
 
  その前に、竹原の新名物が誕生しました!
町並み保存地区に「マッサン&リサ」の銅像が今月20日完成しました!
製作者は、先週の東広島市でも白牡丹のところに3作品を提供していた今井眞正さんです。どうぞうご覧下さい。

 

  ↓ "マッサン&リサ"の銅像は、「歴史民族資料館」の
    敷地内にあります。
 "マッサン&リタ"の銅像の横には、オッサンが立って記念撮影をしていました。

この銅像は"まちかどアートワークス"とは関係ありません。
 
   
  では、"まちかどアートワークス"のスタートです。
呉の"鉄"、東広島の"土"に続いて、竹原は、もちろん"竹"で作ったアートワークスです。

まずは、竹の「スカイツリー」を見ているオブジェ!
 福島俊をさんの作品「タケトンネザウルス」です。
東広島呉道路を走るとトンネルがあり、巨大な生き物の体内を走っているような錯覚に陥ることがあるーということで、上の首部分の胴体は、カラフルなでできたトンネルになっています。


 
 
   続いては、沖本弘至さんが竹、和紙、木で作った「回遊魚 沖ちゃん夢の旅」です。
目のCDが角度によって色が変わり生きているようです。

 

 暗い土間に輝いて見えるのは、丸町年和さんの作品「明暗顕漢」
竹の切り口にアクリル絵の具を塗り、全体としてモノトーンの自然色の中にあって異彩を放っています。





  ↓ これは作品ではありません。
 
     路地から見える街並みの風景もナカナカです。
この日は土曜日だったので多くの観光客が訪れていました。

 
" 竹モン"が多い中で、古民家を見ながらアート作品を探すのは、よーく見ながらく歩いていないと見逃してしまいそうです。

賴惟清旧宅の中庭(突き当たりを右)にありました。

 
 
  坂本よしこさんの作品「僕の代わりに届けてあげる」は、大きく口を開けたペリカンです。
本当の気持ちを伝えるのは、メールやLINEではなく"手紙"だという作品です。日本郵便の方に見せてあげたい!

 
 

町並み保存地区のメインストリートの北端には「照蓮寺」というお寺があります。
お寺の中にもいくつか作品が展示されていました。





 ↓ お寺に紫陽花はつきものですが、
   こちらのお寺ではオブジェのように生けてありました。
 
     竹で作られたヘビのように弧を描いた作品は、中山なぎさんの作品「道程」(高村光太郎 全文)です。
これは、詩の「道程」にインスパイアされた作品だそうです。

 
 同じ境内に作られた作品は、田原佳代子さんの「起源の泉」
どの道を辿ろうが戻るところはひとつ、"万物の起源"を表現した作品です。

 
 
   一際静かな雰囲気のお寺の廊下に展示されているのは、よこたよしきさんの作品「tree&seed」(木と種)です。

 
 「生と死」をテーマに、本堂の入口を「死後の世界」との境界線として展示しています。
「枯れない人はいない 大切なのはどう美しく枯れていくか」だそうです。

 
 
  これも作品ではありませんが、アートしてましたので、アート回しにせず先にご紹介します。
夜には中に灯りがともるであろう軒の下の"竹モン"でした。

 
 最後にご紹介する作品は、松阪邸内にある腰本悦二さんの巨大作品「ゆめ水車」です。
実際にゴロンゴロンと、水を携えながら回転していました。

 
 
 








 
竹原の町並み保存地区へは、これまで何度か訪れていましたが、アートのおかげで新鮮な街歩きをすることができました。
残念ながら6月28日までの開催ですが、次回開催を是非、実現して欲しいところです。