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2015年06月07日  
東京駅&100周年の東京ステーションホテル!
    東京駅&東京ステーションホテル!


先日、東京へ行って来ました。
東京へ行く時は飛行機が多いので、新幹線で"東京駅"に降りるのは久しぶりです。





 
 「東京駅丸の内駅舎」は、2012年10月1日に復元され、当初は、プロジェクションマッピングなどでも話題になりました。

周囲のビル群に比べ背の低い建物ですが、存在感は一際です。

 
 去年100周年を迎えた東京駅は、2003年に国の重要文化財に指定された後、2007年に保存・復原工事が行われ2012年に完成しました。

(オリジナルが残っているものは「復元」ではなく「復原」だそうです。)


 
 駅舎の外壁は、「化粧レンガ」が貼り付けられていますが、1階と2階部分は創建時のレンガが残っており、3階の復原部分は、創建時のものと調和するよう、試行錯誤を重ねて製作された新しいレンガが使われています。
 
復原された駅舎には、創建当時と同じ「ドーム屋根」を冠した優美な姿に甦りました。


 ドームのレリーフは、白黒写真などを参照しながら製作し、大鷲干支のレリーフえっと配置されています。

 
 「南ドーム」と「北ドーム」は、1階が改札口、2階がカフェ、レストラン、3階がホテルの客室になっています。


南口から直接、ホテルのロビーにつながります。
 
 「東京ステーションホテル」は、今年11月で開業100周年を迎えます。

ここで一泊しましたが、丁度、長い廊下を歩いている時に「小笠原沖地震」が発生、奇しくも国内最大級の免震システムを体感する場となりました。
 
                ↑ ↑ 
客室廊下は335m(ほぼ東京タワーの高さ)もあり、端のほうへはなかなか辿り付きません。
長いので壁面には100点を越えるアートワークが展示されています。



この度は、「北ドーム」のぐるりと円形になった部分の部屋だったので向かいの部屋が見えます。向かい向井さんではありませんでした。

 
 窓を見下ろすと駅のコンコースが見えます。
よく下から撮影されている方を見かけます。
そう言えば、自分もさっき下から撮りました!



それまで使われていなかった中央屋根裏の空間は、ガラス窓を採用した開放感あふれるゲストラウンジに大変身!何ということでしょう!
ここで朝食をいただきました。
              ↑ ↑
ちょうど、集団就職
でしょうか?学生の列に遭遇しました。





「東京ステーションホテル100周年」記念ステッカーです。 


 
 "東京ステーションホテル"を含む東京駅の復原は、文化財としての価値を守りながら、日常的に利用する(=安全を守る)ため、単なる復元とは異なり、難しい課題が数多く存在したそうです。

 
 復原には500億円の工事費が投じられましたが、費用は「空中権」を売却して賄われたそうです。

「空中権」は、その土地に対して認められる容積率で、使わなかった容積は周囲の建物に売ることが出来るんです。
 周囲に比べ一際低い東京駅の容積率は20%ということで、周囲のビルは、東京駅の「空中権」を買うことで、本来の容積率を越える高さのビルを建てることが出来たということです。

土地だけじゃなくて空中も売買できるなんて羨ましい・・・。
ということで東京駅とはバイバイ・・・。
 100周年の東京ステーションホテルの後は、3周年を迎えたコチラ!

 
  ↑ 東京にしては、コテコテのキャッチがお迎え! 




絶好のスカイにつられて「東京スカイツリー」に行って来ました。
完成後はです!
しかし、あまりのヒトの多さにチョットうんざり・・・。

 
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丁度、パフォーマンスがあちこちで行われており、これもパフォーマンス
掃除をしているのかと思いきや、皆さんが持っているのはゴルフクラブや傘、ストックなどで"ふり"をしていました。

 
 それにしても「ソラマチタウン」は、ステーションホテルのように横長(よこなが)で、人の多さも相まって動くのが大変!

 
 この日の東京は、気温が32.2度の真夏日!

色々と"刺激"の多い二日間でした。