2015年04月19日 |
岡山県「備前♡日生大橋」開通!
■ 岡山県「備前♡日生大橋」開通! 広島からクルマで約3時間!兵庫県との県境に隣接する町、岡山県東部の備前市日生(ひなせ)町にある鹿久居島に4月16日、本土と結ぶ「備前♡日生大橋」が開通したので行って来ました! |
日生(ひなせ)町は、漁業の町です。 魚が空を泳いでましたし、イカリのオブジェがいかりも港町らしく飾られていました。 ↓ "五味の市"は早めに行かないと! |
日生港からは小豆島行きフェリーも出ています。 日生港から南へ約1時間で着きます。→ 港町らしく海の駅"しおじ"や鮮魚市場"五味の市"があり、お魚好きにはたまりません! |
この度は、鮮魚に目もくれている場合ではありません。 4月16日(木)に開通したばかりの「備前♡日生大橋」を渡るためはるばる200㌔の道のりをやって来たワケです。 はるか向こうに架かるのが「備前♡日生大橋」です。 |
橋を渡る前に本土側にある高台「みなとの見える丘公園」からの眺めを楽しみましょう! 公園の上には2002年に設置された"幸福の鐘"があり一発鳴らしてきました! |
この日は快晴ということもあり、眺めは想像以上に素晴らしいものでした。 新しくできた「備前♡日生大橋」を上から眺め、穏やかすぎる瀬戸内海と島々、牡蠣筏を見ることが出来ました。 遠くに霞む"小豆島"も見ることが出来ました。 |
では、早速橋を渡りましょう! 橋の向こう側は、「鹿久居島(かくいじま)」!カックいい島です。 鹿久居島は、周囲が28㌔の岡山県では一番大きな島ですが、人口は12人ということで、三原の小佐木島ぐらいの限界島です。 |
橋の名前は全国から寄せられた200通を越える応募の中からインパクトがあるものとして決めたそうで、「備前♡日生大橋」のハートマークは、公共物としては極めて珍しいそうです。 |
全長は765メートルで片側1車線の斜張橋で、クルマのほかに自転車や歩行者も通れます。 |
丁度天気も良いということでウォーキングイベントも行われていました。 |
橋の上から"日生港"を見るの図。 兎に角、この日の瀬戸内海は、まるで湖のように穏やかでした。 |
← 橋の中央部からの眺めです。 この辺りは 牡蠣の生産も盛んで、ご覧のような牡蠣筏がズラリ! ご当地グルメは、「カキオコ」(牡蠣のお好み焼き)だそうで、あちこちで幟を見ました。 |
"鹿久居島"の南に"頭島(かしらじま)"があります。 "頭島"は周囲4キロの小さな島で人口は366人。 "鹿久居島"とは2004年に「頭大橋」で繋がっており、この度の開通は、頭島の人達にとっても念願の本土との繋がりとなりました。 |
■ 続いて同じ備前市内の「旧閑谷学校」に立ち寄りました!
"備前"と言えば、"備前焼"と"カキオコ"そして「旧閑谷(しずたに)学校」ということで初めて行って来ました!(入場料400円) |
「旧閑谷学校」は、日本最古の庶民のための学校で、330年余りの歴史を持ちます。 周囲をぐるりと"石塀"が囲みますが、全長765メートルは、偶然にも「備前♡日生大橋」と同じ長さです。(1701年完成) この独特の景観の石塀は、国の重要文化財にもなっています。 |
「旧閑谷学校」の象徴"講堂"は国宝です。 大変手の込んだ作りになっており、瓦は"備前焼"です。 |
現存する、庶民を対象とした学校としては、世界最古とされています。 広く門戸を開き8歳ごとから20歳ごろまでの庶民が学んだということです。 |
← 国宝"講堂"の中です。 "火灯窓"からの光を反射した床は、ここで学んだ江戸時代からの人々が磨き込んだものだと思うと歴史を感じます。 |
2本の大きな"櫂の木"は落葉していましたが、紅葉のシーズンには見事なオレンジ色に染まり、夜にはライトアップされます。 |
"文庫"(図書館?)の壁は、白に青銅色の小窓が映えてアートな雰囲気です。 "資料館"への道も"石塀"に囲まれて「へーっ」って感じです。 |
敷地内の端にある"学房跡"の「資料館」は、ピンク色の建物で、周囲の八重桜とマッチしていました。 |
その他、敷地内には"椿山"もありますので初春や紅葉シーズンに訪れると見所も多いと思います。 |
これからの時期も"新緑"が綺麗ですので、天気の良い日に訪れると癒されるんじゃないでしょうか。 |