2015年02月08日 |
まだまだ続く島シリーズ第5弾!豊島に行っテシマいました。
■ アートの島"豊島(てしま)"(香川県)へGO! 島シリーズ第5弾は、小豆島と直島の間にある香川県の島「豊島」へ行きました。 旅客船は岡山県の宇野港から出ており約25分で結びます。 (運賃は片道大人770円です。) |
「安芸灘とびしま海道」は"豊島"と書いて「とよしま」、こちらは「てしま」です。 ※東京都は豊島区(としまく)です。 |
家浦港から徒歩5分、「未来の森発祥の地」という文字が見えました。 豊島の豊かな未来の創造をめざす誓いの碑です。 この周辺には、オリーブの木々が植えられていました。 |
この碑の前の道路の突き当たりには一際目立つ建物が! 古民家を改装した美術館です。 豊島は、周囲の小豆島、直島とともにアートが点在する島です。 "アートワーク"が見たくて、アートワークではなく"今、ワクワク"な気分です。 |
この建物は、「豊島横尾館」と言って、建築家の永山裕子が建て、中にはサンタナや細野晴臣のアルバムジャケットでも有名な横尾忠則の作品が展示されています。 |
"焼き杉"の壁の合間の赤いガラスは、生命を意味しており、中に入ると"三途の川"をはじめ死後の世界が展開されています。 (館内は撮影不可 入館料は510円) 大きな"煙突"の中は、驚きの作品が! |
兎に角、驚きや(解説を伺うと)納得の作品ばかりで、絶対に見てお得な場所です。 美術館の前にグッズ販売もあります。 |
島内の移動は、"貸し電動自転車"(1,000円/1日)か"シャトルバス"(片道200円)です。 この日は、シャトルバスで、「横をただ乗り」ではなく、ちゃんとお金を払って乗りました。 ← 駐輪場にもアートな看板 |
家浦港から徒歩数分、"イル ヴェント"と言う地味派手な建物が見えてきます。 |
ドイツ人アーティスト、トビアス・レーベルガーの作品で、中の床、天井もドットやストライプで覆われています。 入館料は300円ですが、カフェを利用すれば無料になります。 |
窓にもドット! どっと疲れるかも・・・。 → |
静かな港町風景。道路の向こうには海が見えます。 人通りは少なく、島民の方々より観光客の方たちのほうが目に付きます。 |
「豊島」は、周囲が約20㌔、人口は1,000人余りの小さな島です。 海があって森があって自然豊かな島です。 |
家浦地区からシャトルバスで約20分、唐櫃(からと)地区に移動、美術館前で降ります。 アートよりも感動的なのが眼前に広がる瀬戸内海ではないかい! 道路がそのまま海に繋がっているように見えます。 |
眼下に広がるのは瀬戸内海ばかりではありません。 2010年から始まった「瀬戸内国際芸術祭」を機に、豊かな農作物と優れた景観を持つ棚田を復元しています。 水田に水が張られる時期に来てみたいですねぇ。 |
島はアップダウンが多いので、電動アシスト自転車が便利です。 次はどこへ行こう!(美術館前の駐輪場です。) |
美術館の前は、自然もアートです。→ |
森に浮かぶ白い建物を中心とした場所が「豊島美術館」です。 ここも美術館内は撮影が出来ませんので周辺をお楽しみください。 手前(左)のドームは、ミュージアムショップ&カフェです。 |
中央部がチケットセンター(受付)です。 ここからスタートして、それ自体がアートなコンクリート道路に沿ってぐるりと巡ります。 恐らく春は、周囲の緑とのコントラストでより美しい遊歩道に見えると思います。 |
遊歩道から見下ろすと唐櫃港が見えます。 森の豊かさと同時に海の豊かさも実感するひとときです。 巨大パチンコのような木を見つけました!それとも音叉?想像力を掻き立てる木でした。 |
空に向かってポッカリと口を開けた建造物は、広島出身のアーティスト、内藤礼と建築家、西沢立衛の作品です。 内部空間では、床の小さな穴から水が湧き出て、一日を通して「泉」が誕生する作品が展開されています。 |
豊島をこの日訪れた人の中では、わたしは一番年配者のようで。 この時期(寒い季節)にバス停にこれだけの若い人たちが並ぶ島ですから、これからが楽しみです。 |
「唐櫃公堂」は、レトロ感とポップさを併せ持ったイイ感じのところです。 → |
路地は古い街並みが残っています。 そんな中、「島キッチン」が現れました! 建築家・安部良が設計したレストランで、島のお母さんたちと丸の内ホテルのシェフが共働して、地元産の魚や野菜を使った料理を出してくれるそうです。 |
木の皮で作った瓦屋根は、半屋外で開放的ですが、今はチョット寒いかも・・・。 春になると桜や梅との色彩的コントラストも良さそう! |
家浦港で、めっきり見なくなった「リアカー」を発見! まだまだ現役で大活躍です。 サイドカーは、外国から輸入されたものですが、リアカーは、日本産だそうです。(なのに英語) |
"豊島"は、冬でも楽しめました。「まして」や!春以降だったらもっと瀬戸内海の雰囲気を楽しめたんじゃあないかと思います。 今回、美術館の中はご覧いただけませんでしたが、 もう一度、行ってみて島の隅々まで見てみたいと思いました。 |