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2015年02月01日  
いつまで続く島シリーズ!弓削島(愛媛県)など
 ■ 島シリーズ第4弾!は、愛媛県との県境付近の島々。

 
"しまなみ海道"で島々への行き来は便利になりましたが、一方で周辺の離島への注目度は減ってきたように思います。


 フェリーや渡船は、生活者にとっては今も重要な足ですが、そのフェリーでチョット島へお邪魔します。

 
 
    橋はなくてもサイクリストは居ます。
さすが尾道!
 

"しまなみ海道"を因島で降りて土生港(はぶこう)から出発です。無駄な時間は省こう

 
 目指すは、トイメンの生名島(いきなじま)!
船内にある注意事項の看板に「いきな船長」と書いてあり、さぞやダンディな方みたいです。

 
   
   フェリーに乗ってわずか5分!生名島の立石港に着きました。ここはもう愛媛県です。

港の向こうは、因島の造船所です。


今日はこれから"生名島"→"佐島"→"弓削島"と巡ります。


 

■ 生名島(いきなじま) 


"生名島"へは、知人から「行きな!」って言われたわけでなく、自主的に来ました。



立石港近くには、7mもある巨石を拝した日本庭園「三秀園」があります。 

 
 
   「三秀園」は、因島出身で明治、大正と造船業の関わりながら活躍した女傑、麻生イトが造ったもので、巨石は上島町有形文化財に指定されています。
 
 "生名島"は、柑橘類の生産も盛んで、温州みかんをはじめネーブルオレンジ、レモンなどが、実りすぎて落下しているものも多く見られました。
ヒヨドリやメジロにとってはバイキング状態でした。

 
 
    "遊歩道"を歩いて展望台を目指します。

その前に用を足さなくっちゃ!
…と思っていると切り株の形をしたメルヘンチックなトイレが!
 
 「立石山展望台」は、高さ138mの山頂にありますが、日頃運動不足のわたしにとっては超ハード!知っていれば登らない距離でした。

頂上に着くと雪が舞っていました。
暑寒い感じでしたが、ご覧のような絶景でした。
 
   "生名島"の海岸沿いを走ると、無人島も点在していて島ならではの景色が広がります。


 
 "生名島"から隣の"佐島"へは、「生名橋」で繋がっています。
2011年に完成した全長515mの斜張橋です。

 
 
   1車線なので離合するときは慎重に!
あまりよそ見をしちゃぁいけませんが、橋からの眺めは絶景です。


 

■ 佐島(さしま)


 
"生名橋"を渡ると、繋がっている三つの島では、一番小さな島"佐島"です。

港の近くでは釣り人を発見!チヌを釣っておられました。




 
 
   "佐島"は、周囲が9.8㌔の小さな島で、古墳跡や石棺跡がある農業を中心とした村です。塀の作りも歴史的です。

 
 時間の都合もあって"佐島"には長居はせず"弓削島"を目指します。

"弓削大橋"は"生名橋"より15年前の1996年に完成、全長980mの美しい橋です。

この二つの橋で三つの島が結ばれ「ゆめしま海道」と呼ばれています。
 
   

■ 弓削島(ゆげじま)


 レトロな建物が気になりますが「弓削会館」は、何をするところだったのでしょうか?
映画館?パチンコ屋さん?開館していないので分かりませんでした。

お土産は、港に近いログハウスのお店でどうぞ!弓削は海苔が有名みたいです。
温泉(湯気)ではありません。


 
 島のくびれた部分に瀬戸内海国立公園「法王ヶ原」があります。
青松の林は約500本!近年松枯れによって松が減少しているそうです。

 
   
    松林の目前に広がるのが長さ360mの「松原海水浴場」

環境省の「快水浴場百選」に選ばれた白砂の綺麗な海岸です。

 
 小高い"久司山"の中腹に「インランド・シー・リゾートフェスパ」がりますが、ここから眺める瀬戸内海も絶景!

 
 
    スパの駐車場から見下ろす「松原海水浴場」

離島のスパでは、露天風呂や海の恵みがたっぷりの料理が待っています。

 
 非日常の空間が広がる優雅な島、弓削島
急ぎ足ではなくゆっくり訪れたい場所でした・・・。