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2014年10月19日  
下松市笠戸島の秋空満喫!
 ■ 山口県下松市の「笠戸島」へレッツラ・ゴー!


広島から山陽自動車道に乗って徳山東I.C.で降ります。
10分ほどで下松に到着。下松市は、中国電力下松火力発電所を訪ねて以来となります。




 
 お隣の周南市を含めて、この辺りの瀬戸内沿岸地域は、工場が立ち並ぶ工業地帯です。
北九州に負けじとコンビナートから白煙が上がっていました。

 
 下松市は、商業地に占める大型商業施設の割合が日本一だそうですが、小さな個人店も頑張っています。
民家を改装したおしゃれな雑貨店「ヒュッテ」もそのひとつ、下松市の楠木町にあります。
ひょっと寄って見てください。
 
 本土と「笠戸島」を結ぶ"笠戸大橋"は、1970年に完成した全長476mの赤いキレイな橋です。

丁度、足場を組んで補修中でしたが、橋の上の足場・・・足場を見ただけで恐ろしくなる光景でした。

 
 「笠戸島」は、古くから造船の島として知られていましたが、自然も美しいことから近年は、観光にも力を入れています。

天気も快晴、風も殆ど無いことから、島へ渡ると、瀬戸内海ののんびりとした雰囲気が漂ってきます。

 

標高229mの摺体山 の中腹にある「家族旅行村」には、スクリューといかりがモニュメントとして置かれ、造船の島を象徴していました。
ここには、オートキャンプ場もあります。
 

 
更に南へ下ると突然、クレーンが林立しているのが見えてきます。
 造船は、島のほぼ中央にある「新笠戸ドック」で行われています。



 
 周囲を回る道路からドックが良く見えます。
パナマ船籍の"ウエスタン・ナーヴィック"というタンカーを建造中でした。
 
 こんな高いところから階段で下りてくるなんて、怪談より怖いです。
 
 スライムみたいなものは、恐らく船の後ろのスクリューが付く辺りかなと思われます。

 
 クレーンの向こうが"ウエスタン・ナーヴィック"で、手前の日陰になっている船が"ブライト・ヒーロー"だそうです。
船ばっかり見て、クレーンには、目もくれーん


 
 なかなか船の大きさが分かりにくいですが、兎に角デカイ!です。
土曜日ですが、大勢の人たちが働いていました。ご苦労様です。



 
 続いて、「はなぐり海水浴場」です。
瀬戸内海の島々から周南方面まで眺めることが出来る、水も綺麗な海水浴場です。
 
 「はなぐり海水浴場」に隣接して"海上遊歩道"があります。
山の上から見るとこんな感じですが、山陰の部分にも続いていて、全長は300mあります。
早速、行ってみましょう!

 
"海上遊歩道"は、全体として「親水緑地公園」となっていて、干満で海水が出入りする"潮入りプール"砂の広場があります。




 
 空と海が青く、風も殆ど無く、気持ちの良い瀬戸内海の"海"をより身近に感じられる絶好の場所です。

 
 "笠戸島"は、宮島町(厳島)の明神が笠を置いた-という伝説から名前が付いたと言われています。
ということは、広島とも無関係ではないということになります。

 
 のんびりと散歩をするには、今の時期が一番いいかもしれません。
 
 釣りをする人たちが居ても、ゴミひとつないキレイな遊歩道です。
駐車場は、70台分。公園には水道もあります。

 
 下を見れば魚が泳いでいるのが見えるほど透明な海水です。
向こうの山の中腹には「笠戸島ハイツ」が見えます。
宿泊施設となっていて、名物のヒラメや鮮魚を食べることが出来ます。"タイの舞踊り"はありません。

 
 親切なことに、300mの遊歩道の3箇所に、釣りが楽しめる"突提"があります。「突堤で写真を撮ってぇ」!
 それぞれの"突堤"では、家族連れや一人ぼっちで秋の釣りを楽しんでおられました。


 
 
こちらが「笠戸島ハイツ」
新鮮なさかなと眺望で、ゆったり出来そうです。
絶景の温泉もあります。

島内には、ネコも沢山いました。


 
 「笠戸島」のもうひとつ名物は"夕日"です。
この日は、快晴で波もほとんどなく穏やかな瀬戸内海でしたので、期待通りの"夕日"を見ることが出来ました。

 
 "夕日"は刻々と色を変え島の向こうに沈んでいきました。

笠戸島にあるもうひとつの絶景温泉「国民宿舎"大城"」は、今月いっぱいで、建て替えのため休館となります。
平成28年秋頃にオープン予定ということで、またその頃に行ってみようと思いました。