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2014年09月21日  
秋の倉橋島へ行って来ました!
 ■ 広島県で最も南の島「倉橋島」に行って来ました。



 呉市の音戸町と倉橋町からなる倉橋島は、牡蠣"ちりめん"で有名な静かな島です。

"ちりめん""しらす"の違いは、乾燥度によって、より乾燥させたものが"ちりめん"、釜ゆでしただけのものが"しらす"だそうです。つゆ知らず
 
 牡蠣やしらすだけでなくネギトマトも作っています。
そうです!あの美味しい「お宝トマト」が倉橋なんです。
普通にお米も作っていますが、丁度稲刈りも終わって、
"はでかけ"(はぜかけ、はざかけとも言う)されていました。
ここのはで派手な形をしています。
 近くにサギ、遠くに"カワセミ"が居ました!
"カワセミ"は、肉眼で見ると点ほどでしたので、拡大するとぼやけてしまいましたが、確かにルリ色とオレンジ色のかわいい鳥でした。

 
 周囲は海なのでチョイ釣りをしました。
サバ狙いでしたが、サビキでご覧のようなが釣れました。タイしたもんです。
下はカラコギです。その下はカラのカゴです。(サビキを入れるところ)

地味にサビキで釣っていると、2隻の漁船が連なって"しらす漁"を行っていました。


 
 「桂浜」側に移動して、まずは去年オープンしたシーサイドキッチン"マタハリ"へ行きました。
バリ風の料理などを提供してくれますが、店内はレゲエが流れていました。
 
 なんと!倉橋島であるにもかかわらず、夜は9時半まで、土曜日は24時まで営業しているそうです。



 
 店内では「ひとまねこざる」のジョージがヘッドフォンをしていました。
ジャック・ジョンソンのジャケットを思い出しましたが、お店の方はサーファーなんでしょうか?(サー?ハー?)
 
 お隣には「くらはし桂浜温泉館」があります。露天風呂もあり、瀬戸内海を眺めながら入れるんでしょうかねぇ。 大人600円
小人300円
 温泉の前を通る道路を挟んで向こう側は「桂浜」。反り橋を渡ると黒松の松原が広がります。


 
 松原から海岸に抜けるところに立派な大鳥居が立っています。
鳥居の向こうに瀬戸内海が見えるではナイカイ

 
 海岸にはお決まりのカップルが海を眺めながらお話をしています。
おおきなお世話ですが、チョット、あいだが空いてます。
 
 「長門島(倉橋島)松原の石碑」 ↑ 
"万葉集"に、この松原のことを歌ったものがあります。
 


夏は大勢の人たちで賑わいますが、秋の海岸も風情があっていいもんです。
海岸の幟は、明日開催の「桂浜神社祭り」のものです。


 
  「長門の造船歴史館」
 桂浜の隣りに建つ立派な建物は、実物大の
"復元遣唐使船"が展示してあります。入場は無料です。 
 "遣唐使船"は、安芸の国で少なくとも18隻は作られたそうで、当時の安芸の国の造船技術が優れていたあかしのようです。


 
 桂浜の道路を隔てて向かい側には「桂浜神社」があります。
小高い丘の上にたっており、瀬戸内海を見下ろすように建てられています。




 
 階段を登ると社殿が見えきますが、社殿の裏にある"本殿"は、国の重要文化財に指定されています。


 
明日(9/21)は「桂浜神社祭り」です。
社殿の中の提灯にも灯がともされていました。   
 帰りに、第2音戸大橋の倉橋島側にこの4月にオープンしたばかりの「ひまねきテラス」に立ち寄りました。

平清盛の「日招き伝説」からつけられた名前です。

 
 ここから眺める瀬戸内海も絶景ですが、新たに屋根付きの見学場所テーブル付きのベンチも設置されました。

 
 対岸は、北九州市の八幡地区を思い出させる日新製鋼の工場群です。

 
 こじんまりと建っている「ひまねきテラス」は、郷土物産品を販売しているスペースと飲食スペースからなり「ちりめん」がメインのメニューとなっています。"ちりめん食堂"と銘打っていますが、"しらすテラス"でもオッケーです。

 
 階段を上がるとテラスに日が照らす
絶景が更にゼッコーの絶景に!
船のデッキのようにでっきあがったテラスは、今の季節は最高に気持ち良い場所となっています。


 
 潮風に吹かれながら食べる「しらす丼」は、取れたてしらすに、具沢山の味噌汁と美味しいコーヒーが付いて美味しさ◎!(600円)

「ちりめんアイス」は、ちょっぴり塩味で、意外に相性が良いです。(280円)
"しらす"は今が旬だそうです。 ↑

 
ただのビューポイントが、ちょっとした"お立ち寄りポイント"になりました。
出来ればデッキで風に吹かれながらの季節がよろしいかと・・・。