2014年06月22日 |
奥出雲の「出雲横田」辺りへ
■ 奥出雲町の"横田"周辺に行って来ました! 松江道の「三刀屋木次I.C.」を降りて"神話とロマンの里"「奥出雲町」へ! 町の境にはアートな看板が立っていました。 天気はくもり、広島市内は昼過ぎから雨の予報でしたが、こちらは夕方まで天気は持ちました。 |
山の険しいところなのでダムが多くあります。 まず、見えてきたのは「尾原ダム」、"さくらおろち湖"からの水をせき止めています。(ゴホン、ゴホン!) 山も川も綺麗です。 キレイな水と夏の涼しい気候が美味しいお米を作ります。 |
先週チョット時期を外した"カキツバタ"を見に「石照庭園」(せきしょうていえん)へ行きました。 すると"カキツバタ"・・・ではありませんでした。菖蒲(しょうぶ)でした。 |
約400種の"花しょうぶ"が咲き誇っていました。 |
面倒見の良い受付のおじさんが、説明してくれたりお茶を出してくれたりしました。 |
後ろに山があり、滝が流れ落ちていました。 池と岩で日本庭園風に造られており、秋は紅葉、冬は雪景色で楽しめるということです。 春はシャクナゲ、エビネランなどが綺麗だそうです。 |
奥出雲町の真ん中辺りに"横田地区"があり、JR木次線の「出雲横田駅」に行ってみました。 周辺は全て地下埋設で、古い建物との景観がとてもキレイな町並みです。 |
特に駅!出雲大社のようなしめ縄が目を引きます。 毎朝、通勤通学時に柏手を打って電車に乗らなければならないような雰囲気です。 |
駅の隣には、「雲州そろばん伝統産業会館」があります。 ここ奥出雲町では、全国の約7割のそろばんを生産しています。 → |
入館料は大人310円、小中学生は無料となっています。 雲州そろばんの歴史と名工の力作などが展示されています。 また、世界の珍しいそろばんも見ることができます。 ← 入口から見上げると反対側の壁がそろばん模様の窓になっていました。 |
チョー長いそろばんや大きなそろばんなど、変わったモノもあります。 |
← 陶器で出来たそろばんは伊万里焼でしょうか? これはタマ(珠)が丸いそろばんですが、普通は三角形をふたつ合わせたような形です。 この形は珠が素早く弾ける形なんだそうです。 |
横田の街には、古い建物が沢山ありますが、そのひとつ「横田相愛教会」もそのひとつです。 中世ゴシック調の建物は、国登録有形文化財となっています。 |
"そろばん"のあとは、そろそろ"そば"です。 ← R314号線沿いにある「一風庵」です。 奥出雲そば、そば殻と一緒に挽いたそば粉を使った、香りと旨みとコシのあるそばです。 仁多米のおむすびとともにいただきました。 |
古代の製鉄法"たたら製鉄"の炎が今も燃え続ける「鉄の歴史が宿る町」奥出雲、町のあちこちに鉄のモニュメントが存在します。 「鉄の彫刻美術館」には鉄色のモニュメントがいくつもあります。 |
ニューヨークで活躍した下田治氏の作品群は、鉄でありながら動きのある軽やかな作品になっています。 |
場所は、奥出雲町の南側、「おろちループ」のそばです。 ↓ ここには、澄川喜一氏作の「OROCHI」もあります。 |
「奥出雲たたらと刀剣館」の入口にある安部安人氏の「コック95」。 どでかい蛇口がまさに大蛇(オロチ)の館の入口を象徴しています。 |
伊藤隆道氏の「ヤマタノオロチ」は、頭が風でゆらゆら揺れていました。 |
八岐大蛇から出現したところの天叢雲剣(あまのむらくもけん) ↑ 「仁多米」と「仁多牛」はともにご当地ブランドです。 R314号線沿いを走り、ウシろを振り返るとナント!道路沿いにウシが! |
最後に「奥出雲おろちループ」を通って中国自動車道へ! "おろちループ"は、3つのトンネルと11の橋で構成されている巨大な"おろち"のモニュメントです。 ぐるぐる回って目を回さないよう安全運転で帰りましょう。 |