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2014年02月02日  
観音神社の節分祭!
 ■ 佐伯区坪井"観音神社"の「節分祭」は催し色々!

昨年の「節分祭」は、中区の"住吉神社"にお邪魔しました。
1000匹のイワシを焼き、ヒイラギの枝に刺して厄除けとする神事でしたが、"観音神社"では、何が待ち受けているでしょうか!


 
 
   "観音神社"は、五日市を流れる三筋川近くの五日市観音小学校のそばにあり、延喜3年(903年)清明次判が鎮座した、この地方では一番古い社です。

 
 広島県内の神社の「節分祭」は、文字通り2月3日の「節分の日」に執り行われるところが殆どですが、"観音神社"では、住民の皆さんがお参りしやすい土日に開催されているようです。

 
 
   "観音神社"の「節分祭」は、2月1日(土)の午前10時から始まり、その日の夕方まで様々な催しが行われました。

まず、午前中は、和太鼓の競演!トップバッターは、地元、広島工業大学・和太鼓部「鼓友会」のみなさんによる演奏でした。

 
「鼓友会」の若さ溢れる太鼓演奏に、目覚めもバッチリ!"濃ゆい"朝になりました。

考えてみれば、先週の千代田I.C.の道の駅から太鼓好いているような気がします。

 
   
   「鼓友会」に続いて登場したのは、天満町からの太鼓グループのみなさん!カラフルに、節分祭らしい演出と女性に皆さんによる踊りもあって、一気に華やぎました。

 
 三番手は、比治山大学「天水(あまず)太鼓部」の皆さんです!
さすが女性部員が多いので"甘酸っぱい"感じです。
 
 
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"摺り鉦"の音が入ると、一層お祭りの雰囲気が盛り上がります。
昔の家には、子供のおもちゃと言えば、シンバルを持ったお猿さんが必ずありましたね。

 
 太鼓の競演の後、午後からは「節分祭厄除け祈願祭」が行われ、続いてメーンイベントのひとつ「追儺(ついな)弓神事」が執り行われました。
 
 
   「追儺弓神事」は、京都下鴨神社が有名ですが、広島県内では"観音神社"だけで行われている神事です。

この日は、広島市弓道連盟の有段者たちが射手を務め弓を引きました。
 
 射手と同じぐらい周りの人達も緊張の面持ちでしたが、15m先の的に全員が射止めました。

的には、朱色で「甲乙無」と書かれているそうです。「甲乙つけない!」(競うものではない)という意味だそうです。 
   
                                    ↑↑  
今年は、広島市弓道連盟の方々以外にも一般の方も参加して神事が奉納されました。


 巫女さんも、的に当たると思わず拍手でした。



 
 おしまいに近づくと"獅子舞"です。
笛や太鼓、チャンチキに合わせて、獅子が16体(4×4=16)!ではなく二体登場!

 
 
   
獅子たちは、やがてステージから降りて、災いが無いように頭を噛んでまわりました。
 


 



 やがてステージには"鬼"が現れ、訪れた人たちは、「鬼は外」のかけ声とともに一斉に豆を捲きました。
ポッキーが飛んでるように見えますが、豆です。




  中は"お兄さん"
 
     鬼の後には、"湯崎広島県知事"も登壇!
「福は内」のかけ声とともに豆の袋を捲きました。


 
 豆の袋は「福富くじ」付きということで、競って拾っていました。    
   湯崎知事のほかに、豆を捲くのは、ハンドボール湧永レオリックの小川さん、伊藤さん、野村さん、中国電力陸上部の石川さんです。

 
年男、年女、神主さんなど、 神社の境内4ヶ所から豆が捲かれ、あっち向いたりこっち向いたり大変なエンディングでした。
気が付けば夕方4時を回っていました。

 
 
   天気は1日中良く、露店なども出て、楽しい"節分祭"でした。
改めて、"節分祭"は神社によって特色があるなと思いました。
来年は何処へ行きましょう・・・。