2014年01月11日 |
四国第2弾!は"大塚国際美術館"in徳島!
■ 「大塚国際美術館」in徳島県鳴門市! 新春第2弾は、香川から徳島へ! トップページとこちらのヨットハーバーは、徳島市を流れる吉野川の支流、新町川の河口付近にあります。 今回の徳島は鳴門市です。 |
鳴門市と言えば"鳴門海峡渦景色"ですが、まずは、そのすぐお隣「大塚国際美術館」からです。 ← いかにも"国際的"な美術館入口と、そこから延びる長~いエスカレーター!で上ると、何故かそこは地下3階です。 |
地下3階のエントランスは広々! → 「大塚国際美術館」は、国立新美術館に次ぐ日本で2番目に大きな美術館です。 通常の美術館の所蔵品と違い、世界中の名画を陶器の板に原寸大で焼き付けたものを展示しています。 |
ロビーから最初に見えてくるのは"システィーナ・ホール"。 ミケランジェロが描いた礼拝堂の天井画と壁画をオリジナル展示環境で再現してあり圧倒されます。 このホールは、2010年には、夫人が徳島出身ということから横綱白鵬関の結婚披露宴が行われたそうです。 |
「大塚国際美術館」は、徳島が発祥の"大塚製薬グループ"が創業75周年事業として1998年に開設した陶板複製画を中心とした博物館です。 これら絵画は全て陶板で出来ています。 |
オリジナルの収集に拘るのではなく、古代から現代に至る名画を年代順に原寸大で展示しており、鑑賞するだけでなく学習するのに最高の美術館だと言えます。 ← デートにも最高です。 |
美術館は、地下3階から地上2階まであり、25ヶ国190の美術館が所蔵する作品1,000余点が展示されています。 絵画だけでなく壁画、立体、オブジェなど様々な作品を鑑賞することが出来ます。 古代の風呂でしょうか? → |
← 左は「聖ニコラオス・オルファノス聖堂」、 右は「聖マルタン聖堂」です。 これらの壁画や絵画は、2,000年以上にわたって色や形が残る技術で製作されています。 |
「聖デオドール聖堂」 → 普通、日本の美術館は撮影はもちろんのこと触れることが出来ませんが、ここでは(フラッシュを点けなければ)撮影もできるし、聖堂の壁面を触ることもできます。 |
館内は各フロア、広々と贅沢に展示されており、絵画に見とれて同伴者を見失うとなかなか出会うことが出来ないので注意しましょう。 地下3階から地上2階まで、ゆっくり見て回ると、まる1日かかりそうです。 |
地下3階の「古代、中世フロア」から地下2階の「ルネサンス、バロック・フロア」に上がります。 「受胎告知」「ヴィーナスの誕生」「モナ・リザ」などの見慣れた名画が並びます。 |
← 「キリスト昇架」など宗教画が多いフロアです。 レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」も修復前と修復後の作品が実物大で向かい合わせに展示されており圧巻です。 |
→ 同じフロアの展示会場を外に出てみるとモネの「大睡蓮」を再現した"睡蓮の池"がありました。 冬は"植物"も殆ど無く、寒いです・・・。 |
← 左の絵画の右は、ジョルジュ・スーラの代表作「グランド・ジャット島の日曜日の午後」(シカゴ美術館所蔵)ですが、大きさは実物大の207.5cm×308cmで製作されています。 じっくり近づいて点描の様子を見ることができて「なるほど・・・」と思いました。 |
こちらのコーナーは、お馴染みミレーの作品群が並びます。「コンタクトレンズ探し」ではなく「落ち穂拾い」も至近距離で鑑賞できます。 → |
各フロアとも、いくつものギャラリーで構成されており、グルグル回っているうちに居場所が分からなくなるほどの敷地です。 (延べ床面積は、29412㎡だそうです。) |
地下1階は「近代」が中心です。 ゴッホも名作が一堂に会しています。 → |
地下3階からスタートしてやっと1階に辿り付きました。庭園が広がりレストランもあります。 |
1階と2階は「現代」系統が展示してあります。 壁一面の"ゲルニカ"(ピカソ)の前を子供連れが足早に横切ります。→ |
「現代」フロアには、ピカソ、シャガール、モディリアーニなど約100点が展示されています。 |
地下1階から順次鑑賞して来ると、「現代」アートは、とにかくカラフル! 現代音楽は、難解だったりしますが、現代絵画はポップな色合いがキャッチーです。 |
展示は、次から次へと等間隔に並べられていますが、ふと空間が存在すると、つい立ってみたくなります。テーマは「ラジオ体操第1、ヨーイ!」です。 |
手前は"階段"、奥は"オブジェ"の展示。 全体としてアートになる空間でした。 |
「撮影OK!」ですから、こんな光景も見られますが、くれぐれも鑑賞の邪魔にならないよう配慮しましょう。 |
「大塚国際美術館」は、鳴門海峡のすぐ近くです。 開館は9:30~17:00 月曜日が休館日(祝日の場合は翌日) 入館料は、小中高生520円、大学生2100円、一般3150円 ※コンビニで前売り券を買うと一般で150円安くなりますので、是非、コンビニでお求めください。 |
■ おまけは、お隣の「鳴門海峡」です。 鳴門の渦は、いつもグルグル巻いているのではなく、満潮と干潮の時刻に出現するので、時刻表を見て、計画的に行って下さい。 |
見学は、展望台から、橋の道路部分の下から、船からの3通りありますので、事前にチェック!してからお出かけ下さい。 |
鳴門市は、「鳴門海峡」へ行くまでの道が、瀬戸内海を望みながら行く"鳴門スカイライン"沿いを通るのと、太平洋側の"大毛海岸"沿いを通るコースがあり、それぞれ海が綺麗です。 是非、行き帰りで違う道を通って見るといいですよ。 ← 展望台から"大毛海岸"沿いを臨む! |