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2013年12月23日  
弥山山頂の展望台がリニューアル!である。
 ■ 宮島の弥山山頂の展望台がリニューアル!

世界遺産の島、宮島の弥山山頂で建て替えが行われていた"展望台"の部分利用が今月6日から始まり、早速行ってみました。

 


  ↓ まずは宮島へ着いたところで、来年の干支"馬"
    因んで「白馬」を拝みに行きました。
          宮島の七不思議のひとつで、宮島で飼う馬は、白く
    変化するそうです。
 
    ← 
なんと!「白馬」は、向かいにある"ホース格納箱"から出てきていました。
 この日の目的地は、弥山の山頂(535m)なので、さっさと紅葉谷ロープウエイ乗り場まで行きました。
宮島のフェリー乗り場からは歩いて約20分ほどです。

「紅葉谷橋」を渡ればすぐそこです。 
 
 
   
ロープウエイは、まず向かい合わせに座る"超こじんまり"とした「循環式」に乗り約10分!
(結構、最初はスリリングでした。)
 
 続いて、「かや谷駅」で30人乗りの「交差式」に乗り換えて約5分、終点の「獅子岩駅」に到着します。

 こちらは「循環式」ロープウエイで、次から次へ、約1分間隔で運行しています。


 
 
   「獅子岩駅」に到着!キラキラ輝く瀬戸内海が一望できる絶景を見て、ここが弥山の頂上かと思ったら大間違い!

 
 瀬戸内海と反対の方角に目をやると、ナント!大きな岩の横に新しげな展望台が見えるではありませんか!

-ということで、ここから約30分、予想だにしなかった登山が始まります。

 
 
  弥山原始林などを見ながら山道を歩き続けると、 途中、「弥山本堂」「消えずの霊火堂」があり一休みです。


 
 ここは、最近"恋人の聖地"らしく、ハート型の絵馬が沢山ぶら下がっていました。
また、「消えずの霊火堂」は、弘法大師が修行に使った火が、1200年以上経った今も霊火堂の中で燃え続けており、平和記念公園の「平和の灯」の元火にもなっているそうです。
 
 
     頂上に近づくにつれて岩場が多くなりますが、こちらは自然が創り出した巨岩のアーチ「くぐり岩」です。
 
   こちらは「不動岩」!もちろん動きません。 
 
 トップページにもあるように、岩と岩の間を抜けると、そこには真新しい"展望台"が見えてきました。
久々の山歩きとあって、わずか30分でも至上の達成感でした。
 
   この新しい"展望台"は、鉄骨2階建てで、広島県産ヒノキスギを使って建てられています。
地産地消です。

 
   現在は、屋上の展望箇所トイレが使用できますが、展示スペースや売店は、まだ稼働していません。

 
   みなさんとりあえず屋上の展望台へ上がり、瀬戸内海をバックに記念撮影をされます。

 
   標高535mの弥山山頂から眺める景色は、360度パノラマ!
この日は、雲が多目ながら解放感いっぱいでした。

 
   頂上にある岩は、標高の一部でしょうか?
 
 今月(12月)6日から使えるようになっていますが、今は1階と屋上の展望台だけで、2階の展望デッキは、ワイヤを張った柵の安全対策が必要ということで使用不可となっています。

 
 
   こんな山頂で建築に携わった方々のご苦労は想像に絶するものがありますが、建築資材はヘリコプターを使って運んだそうです。
 
 頂上にまで鹿が居ました!頂上付近では人間があまり構わないのか、近づくと逃げて行きました。
これが、下界の鹿となるとずいぶんと厚かましくなるもんで、つくづく違うもんだなと思いました。(下界の鹿叱っときました。)
 
 
 紅葉のシーズンと初詣の時期の狭間でオフシーズンかと思った宮島ですが、さすが世界遺産!ロープウエイの乗り場は長蛇の列でした。
帰りは丁度満潮で、久々に海に浮かぶ神社鳥居を見ながら帰りました。