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2013年11月24日  
竹鶴in竹原町並み保存地区!
 ■ 竹鶴政孝in竹原町並み保存地区!

昨年の2月以来の竹原です。
ご覧のように川面は鏡のように風景を映し出し、穏やかな日となりました。
今回訪れた竹原は、「憧憬の街」や「雛めぐり」を行っているわけではありません。





 
 
   来年9月から始まるNHKの朝の連続テレビ小説で、竹原市出身の竹鶴政孝とその妻リタがモデルとなることが決まったということで、"竹原ブーム"が来る前にもう一度ご紹介しようと思い訪れました。

 
 "竹鶴酒造"は、竹原市町並み保存地区の真ん中あたりに「酒蔵」「小笹屋・酒の資料館」があります。

ここが政孝の生家です。
今は、この竹鶴酒造の向かいに竹鶴さん家がありました。

 
   
   竹鶴政孝は、1894年(明治27年)に9人兄弟の三男として生まれました。
家が酒造業なので自然と酒に興味を持ち、しだいに洋酒にも興味を持つようになります。
 
   24歳で単身イギリスに渡り、帰国後、日本に初めてモルト蒸留所を完成させました。
ニッカウヰスキーの創業者であり、「日本のウイスキーの父」と呼ばれています。
 
   朝ドラのタイトルは「マッサン」。"おっさん"ではありません。
 
   造り酒屋の息子が単身渡ったスコットランドで女性(リタ)と恋に落ち、結婚するというお話で、大正から昭和にかけて、2人が大阪や北海道でウィスキー造りに励む姿を描きます。
 
   9月から始まるドラマで、政孝少年が実家周辺の町並みを駆け回る姿を想像しながら歩くのもいいかも知れません。

 
   竹原の町並みは、屋根の形側溝のカーブが変化に富んでいるので、上や下を見ながら町並み全体をご覧下さい。


 
   黒い出格子に赤い郵便車のコントラストがいい感じでマッチしています。



 
 時々、2階のほうに目をやると面白い発見があります。
2階の窓からわんこが通りの人々を見守っています。
 
   
   T字路の突き当たりの家は、玄関から表の庭まで突き抜けていて、夏は涼しそう!
 
   本町通りの真ん中辺りの路地を入って階段を上って行くと「西方寺」があります。
「西方寺」本堂の横の高台に「普明閣」があります。
京都の清水寺を模して建立されたものですが、ここからは竹原の町が一望できます。
 
   上から家並を見ると色の違う丸瓦が、竹のようにも見えてきます。


 
   「西方寺」から見下ろす町並み。
階段を転げ落ちると・・・それは先週の"尾道"でした。 
   突き当たりの町家の2階から本町通りを眺めるの図。

 
   来年の注目は"竹原"かもしれません。
HFMの竹原女子"笹原彩乃"&"近藤志保"もよろしくお願いします。