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2013年11月10日  
芸北の紅葉!筒賀の大銀杏&深入山
 ■ 芸北の紅葉編!「筒賀の大銀杏」

 樹齢1100年と言われる安芸太田町筒賀の大銀杏は、そろそろ見頃を迎えています。
中国自動車道、戸河内I.C.から約5分。筒賀中学校の前、筒賀大歳神社の境内にあります。

                   幹周りは8.2mもあります。 

 
 
   例年ですと見頃真っ盛りというところですが、今年は少し遅れ気味ということで、まだ緑色の部分が残った状態でした。
それでも朝から多くの人が訪れ、駐車場もほぼいっぱい!
大銀杏を見上げてはシャッターを切っていました。


 
 木の高さは49mあり、なかなかファインダーに収まりきりません!
広島県の天然記念物に指定されている大銀杏、青空をバックに一段と引き立っています。


 
 
 
 大きいのに"狛犬(こまいいぬ)"! 大銀杏をバックにの図




 
 これから更に紅葉が進み落ち葉の時期になると、地面一面が黄色のジュウタンになります。
それはそれで綺麗ですので、これから11月いっぱいは大銀杏を楽しめそうです。
 
 
   周囲には背の高い木もありますが、存在感は別格です。
幹線道路沿いにありますが、一際目立っています。


近くには「龍頭峡」もありますので、合わせて紅葉をお楽しみ下さい。


 
■ 続いて「深入山」周辺の紅葉!

大銀杏から国道191号線を島根方面へ20分ほど行くと、芸北の山々が現れます。
三段峡周辺の山々の紅葉は今が見頃です。

遠くに山は、少し霞んで、シャープに見えませんでしたが、まずまずの色付きでした。
 
 
 
山の紅葉は、太陽の光が当たると綺麗ですが、この日は、雲が多めで、時々鮮やかな紅葉が見られる程度でした。



旧道は、車の通りが少ないため一面に落ち葉が覆っています。
 
 
  戸河内町にある" 深入山"の裏道は、191号線と違って峠越えの一本道ですが、紅葉が間近で見られるのでオススメです。

イタヤカエデは黄色く色付いて、陽の当たらない森でも目立つ存在です。
 
 カエデモミジの類は、葉の形も綺麗です。  
  森では、ブナナラなど様々の落葉樹が紅葉していて、赤、橙、黄色の葉が織り成す微妙なグラデーションに見とれてしまいます。

なかなか写真では捉えきれない色合いです。
 
 しばらくノーコメントでご覧下さい・・・。  
   下から見上げると、葉の重なりで色の濃淡が出来て、この繊細さ加減も綺麗です。

 
 深入山を周回する旧道は、紅葉の木々が目を奪いますが、深入山自体は、ご覧のように雪が降ったように一面ススキの草原です。
これも素晴らしい!

 
 
   左を見ると紅葉!右を見るとススキの高原!
恐らくこんな具合に一度に両方見られるところは広島県内では少ないと思います。
 
 この日は、ウォーキング大会があり、この旧道を歩いて峠越えをされる方々に出会いましたが、最高のシチュエーションの中でのウォ-キングで、きっと満足されたことと思います。


 
 
   峠を超えると、日当たり具合や標高差で、紅葉具合も違ってくるようです。麓に近いところでは、もみじの葉が微妙に色づき始めた感じで、なかなかの風合いでした。

 
モミジはすでに落葉したところもあり、下を見ると、地面は真っ赤に染まっていました。
 
 
   上が真っ赤なところと下が真っ赤なところとあって、モミジは今が丁度いい感にの芸北でした。

今回の紅葉は、黄色に始まり真っ赤で終わりました。
瀬戸内沿岸部では、これからが本格的な紅葉です。しっかり楽しみましょう!