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2013年09月08日  
森林セラピーin龍頭峡
 ■ 「森林セラピーin龍頭峡」!

夏の猛暑が去り、やっと動きやすくなりました。
これからは山の季節!ということで、今年、広島県で初めて"森林セラピー"に認定された安芸太田町を訪ねました。
今回は、町内にある5つの「セラピーロード」のひとつ「龍頭峡」をご紹介します。

   「龍頭峡」の入口は、緩やかな川が流れています。


  子どもたちが遊べる深さの川には、キャンプ場や
   気軽に楽しめるバーベキュー広場もあります。
 「セラピーロード」のスタート地点は、"森林館"。 
龍頭の「龍」が勾玉を持って出迎えてくれます。


  「セラピーロード」は全長1.5キロ、高低差155mの比較的初心者向きで楽な道程です。
 「竜頭峡」は、中国自動車道の戸河内I.C.から車で10分のところにあり、広島市の都会の雑踏からザット1時間で逃れることができる絶好の癒しスポットです。
 
 「森林セラピー」とは、癒し効果が科学的に検証された"森林浴効果"を言います。
それを支える「森林セラピー」基地は、人の生理に及ぼす効果について医科学実験による検証を経て、お墨付きを得ている"癒しの森"なんですね。いや知らなかったです。

 

森林セラピー基地
セラピーロードは、全国に48ヶ所誕生していますが、安芸太田町の 「森林セラピー」基地は、深入山、三段峡、恐羅漢そして龍頭峡の4ヶ所が今年の5月に認定され、広島県内では今のところここだけです。



  山から流れ出る水は、超軟水だそうです。

 龍頭峡を流れる"三谷川"を上流へ上って行くと、しだいに森が深くなり、渓流も岩場が多くなって来ます。

 
 比較的小さな滝「魚切淵」が見えてきました。 
滝と水溜まりの色彩が美しくコントラストを演出しています。


 さらに進むと、赤茶色の傾斜がある岩肌に流れるその名も「ナメラ滝」があります。
 
 「ナメラ滝」を上から眺めるの図 
一層清涼感あふれる景色に癒されます。
「龍頭峡」は、"日本の秘境百選"にも選ばれていますが、だんだんと"秘境"の感じになって来ました。
ここで引き返すと卑怯者!と言われますので先へ進みます。


 
 引き返さなくて良かったです!
ついに現れた滝!「二段滝」。「竜頭峡」で一番大きな滝で落差40mあります。





滝は、水の量で迫力が左右されますが、このところの雨の影響で水量はタップリ!実に絶景でした。



滝壺近くに来ると水しぶきがかかります。
森林効果も加わって、マイナスイオンをたっぷり浴びた気がします。


 
 
  「二段滝」からさらに渓谷のわき道を進んで行くと、セラピーロードの最終地点「奥の滝」に到着しました。
 
「奥の滝」は、落差20m「二段滝」に比べると半分程度の滝ですが、岩肌がゴツゴツとして迫力があるのと、道の突き当たりで最終地点ということもあり、とても神々しく見えました。

 
 
   "セラピーロード"は、入口から1.5キロ、往復で約3㌔です。
体重50キロの方ですとエネルギー消費量は約590kcalということです。
 
 エネルギー消費だけでなく、まさに心身ともにリフレッシュして、明日からの活力の源になるところです。
お休みの日に、ゆっくり歩いてみてはどうでしょうか!

 「奥の滝」