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2013年08月04日  
しまなみ海道「大三島」(今治市)を体感!
 ■ しまなみ海道"大三島"(今治市)!

しまなみ海道"多々羅大橋"を降りると愛媛県に突入!
いつもは通り過ぎる"大三島"に行ってきました。
 
   
  "大三島"と言えば「大山祇(おおやまづみ)神社」、山神社の総本山として有名で、この日も参拝される方が後を絶ちませんでした。
比較的新しく見える"総門"は2010年に造営されたものです。
 

 
境内のほぼ中央には、伝承樹齢2600年という、とてつもなく歴史のある「乎千命御手植の楠」があります。
かなり朽ちているところもありますが、宿り木が元気に育っています。


  "拝殿"は、本殿とともに国の重要文化財となっています。
大三島は、サイクリストも多く訪れる島で、デイパックを背負った若い人たちも多く見られました。

          「どうか結婚できますように・・・。」かな? ↓


 
 
     
  大山祇神社のすぐ向かいには「大漁」という有名なお店があり、この日も2時半ぐらいまで店の外に列が出来ていました。
海鮮丼はナント!このボリュームで380円!
向こう側のウニ&イクラ丼でも980円!ビックリの内容でした。
     
  続いて訪れたのが「伯方の塩・大三島工場」です。工場内は撮影禁止でしたので外だけご覧下さい。    
 
 伯方の塩が誕生するきっかけとなった「流下式枝条架併用塩田」が敷地内に再現されていました。
1970年ごろまで盛んだった製塩方法で、瀬戸内海から取水した海水を散水し、風と太陽の力で塩を作ります。
幅8m、長さ35m、高さ5.5m。(ハカッタんです。) 

 
     
 
 ■ 「大三島美術館」!
   大三島は、じつはアートな島なんです。
   
  大三島美術館は、昭和15年以降の日本画
  を中心に展示しています。
  
  広々としたロビーにはアートなベンチが
  皆様のお越しを待っています。
     
  ■ 続いては「ところミュージアム大三島」!

 大三島美術館からクルマで15分、海岸沿いにひときわ目立つ建物  "ところミュージアム"が現れます。
正面入り口では、ノエ・カッツの作品「キッシング・ドア」が出迎えてくれますが、左右の男女は、閉まるとチューします。
挟まれないようチューイして下さい。
 
     
 "ところミュージアム"は、海に向かって下るみかん畑の斜面に立地していて、横の通路を通って各展示室に出入りする面倒な作りになっています。
この作りが周囲の自然を体感しながら芸術を鑑賞できるようになっているようで、各展示室は風の通路にもなっていました。
 
 
   "ところミュージアム"の一番下の展示スペースまで来ると、建物の額縁に瀬戸内海が現れます。

同じ風景でも季節や時間、またその時の気温や天気によって様々に"体感"できる風景です。

ゆっくりコーヒーを頂けるスペースにもなっていますので、最高のひと時を過ごしてみては如何でしょうか。
 ■ 続いては「伊東豊雄 建築ミュージアム」!

"ところミュージアム"からクルマで5分、やはり海岸沿いに奇妙な建物が現れます。
建築家・伊東豊雄が多面体を組み合わせた"スティールハット"です。
垂直な壁が全くない建物で、伊東氏が手掛けた建築模型や未来の都市の建物などが展示されています。
 
 
     
 ほかに建造物があまりない自然の中に忽然と現れるオブジェは、一層際立ち、オブじぇじぇじぇ・・・な感じです。
日常的な自然も別モノに見えたりするから不思議です。

 
 
   "スティールハット"に並んで見えるアルミ色のかまぼこ型建物は、"シルバーハット"と呼ばれ、ワークショップスペース、図書閲覧スペース、家具スペースがあります。
この建物の中から見る瀬戸内海の島々もまた違った印象を受けます。
 ■ 最後は「岩田健 母と子のミュージアム」!

"建築ミュージアム"からクルマで15分、現在は、廃校となった海辺の小学校の校庭に作られた「岩田健 母と子のミュージアム」に到着です。
2011年に開館したシンプルな円形のコンクリート製の建物は、中で何が待ち構えているか、想像力を掻き立てます。
 
   彫刻家・岩田健さんは、慶応義塾幼稚舎の先生をされてたこともあり、子供への愛情がしみじみと感じられる作品の数々となっています。

 
 入り口を入ると・・・何と言うことでしょう。屋内と思ったら屋外じゃぁありませんか。
青空の下、44作品を周囲の回廊とベンチから見ます。
ここも自然の風や天気によって見え方が変わってくると思いますが、概ね冬は寒そうな作品群です。
 
     
 ミュージアムのすぐ外は海岸です。
親子連れが泳いだり貝を拾ったりしていました。

ミュージアムのスペースには、廃校になった校舎があり、現在は宿泊施設として使用しています。
懐かしい気分と同時に合宿気分になっちまいそうです。  スリッパだって・・・ほら。
   
 
  朝は、ラジオ体操が似合いそうです。
 
 
  最後は、キチッと掃除をして帰ります?
 
 
   近くに"ひょっこりひょうたん島"が・・・。
 
 
 帰りに生口島にある宿泊施設「輪空」に寄って
 みました。
 
 
  名前から想像されるように自転車ごと宿泊
  できます。できたて!ピカピカです。
 
 
  「輪空」の前は海!景色もサイコーです。
  生口島I.C.を降りて左へ5分!
  泊まってみて下さい。

 "神社""工場見学""海鮮丼""ミュージアム"に・・・とても充実した1日でした。