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2013年06月16日  
日本の棚田百選「井仁の棚田」
■ 日本の棚田百選「井仁の棚田」に行って来ました。

中国自動車道の戸河内I.C.を降りて交差点を左折、国道186号線を車で山を越え15分ほど行くと、日本の棚田百選「井仁(いに)の棚田」へ到着です。




 
 
   標高500mの山の中、苗が植えられたばかりの田んぼが広がります。
農地面積は約12ha、そのうち棚田は8ha、324枚あるそうです。



 
 今年は、当初空梅雨で水不足が心配されましたが、15日(土)にやっとまとまった雨が降りホッとひと安心。
 
 
  「井仁の棚田」は、1999年に農林水産省の「棚田百選」広島県から唯一選ばれ、昔の田植えを再現するなど、伝統的農法の継承地としてイベントなども開催されています。


 
住所は、安芸太田町大字筒賀井仁になります。
現在、住んでらっしゃるのは約60人ほどで、半数近くが70歳以上のお年寄りです。

 
 
   水田の水は、約5㌔離れた山の谷から水路を作って引いているそうです。
 四角い田んぼですと真っ直ぐに苗を植えればオッケーですが、棚田は地形に合わせて、効率よく曲線を描いて植えなくてはならず、これだけでも大変です。
仕上がった田んぼは、点線で描かれたアートです。

 
 
 







 
  田植えの時以外は滅多に人に会う機会がないみたいです。
  田んぼを見て回るおじいさんとおばあさんにお会いしました。
     
   数少ない人口建造物、「井仁小学校」    
     「安芸太田町立 井仁小学校」は1975年から休校になっており、今は、地域の人たちの集会所として利用されています。






 
石垣の壁面の雑草は、草抜きもままならぬようです。   
   棚田の石垣は、田んぼの面積を少しでも広くするために、ほぼ垂直に作られています。

 
 棚田は、見る角度によって見え方が様々です。やや下から見上げれば"城跡"のようにも見えます。

 
 
   棚田は日本の原風景でもありますが、どこも過疎化と高齢化で維持管理に大変なご苦労があるようです。
実際に休耕田も多くあり、少しでも今のようなナミナミと水をたたえる水田であって欲しいと思います。

 
集落の周りに林道が巡っており、ぐるりとクルマで回ってみましたが、ところどころにトップページ下の画像のような看板と鉄製の扉があり通行する際は開け閉めをしなくてはなりません。
動物の侵入を防ぐためで、自然との共存の大変さを実感しました。



 
 
   棚田の見せる表情は、四季折々だけではなく、一日のうちでも変わります。
今度は、朝陽か夕日の綺麗な時に来てみたいと思いました。

 
 可部線の法面に植え込みを刈って作られていた文字。
また来た時に、美しい田園風景が見られますようにと願わずにはいられません。


 今週は「MUSIC」も追加していますので覗いてみてください。