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2013年04月21日  
GW間近!島根県奥出雲町&新オープン!道の駅"たかの"など。
 G.W.直前!おすすめドライブスポットをご紹介!

このGWは、松江道が開通して広島から山陰へ遊びに行かれる方が多いと思いますが、今回は、広島県と隣接する、仁多米でお馴染みの「奥出雲町」を訪ねました。
まずは、松江道の高野I.C.沿いの"道の駅たかの"に立ち寄りました。
真新しい外観は、特産のりんごをイメージした曲線と色で出迎えてくれます。 


 ↓ ここの特徴は、この"ゆきむろ"です。
 
     
道の駅に雪室があるのはここが西日本初!
中には1000トンの雪が運び込まれ、地元で採れた野菜や食品が保存されています。金網越しに雪(ちょっとゴミが混ざっていますが)を見ることができます。

  以前、番組でお世話になり偶然出会った
   高野町の岡村さんに
   リンゴのジェラートをいただきました。
 
     
 
高野町から国道314号線を東へクルマで走ると「奥出雲町」に入ります。
奥出雲と言えば献上米の仁多米!のどかな田園風景が広がります。



 ↓ まず目指すのは"道の駅奥出雲おろちループ"!(左奥の建物)
この辺りは、JR木次線もスイッチバック方式で運行するほど急な坂の連続で交通の難所となっています。
"おろちループ"は、全長2360mの道で、長さ・標高差とも日本一の2重ループです。
 
     
              "おろちループ"の象徴!三井野大橋 ↑

 ↑ 真上からの航空写真ですとグルグル巻きが分かるんでしょうが、展望台から見てもグルグルの一部が分かります。


← 続いての見どころは"トロッコ列車 奥出雲おろち号"です。
斐伊川に沿って中国山地に向かうJR木次線の季節列車(4月~11月の土日祝のみ運行)です。
窓を取り払ったオープン車両と寒さをしのげる窓有り車両がありますが、GWごろの新緑の季節はオープンが良さそう!
 
     
 "トロッコ列車 おろち号"は、GW期間だけ4/27~5/6まで毎日1往復運行します。

途中の駅でもおろちてくれます。
 
  "稲田神社"はヤマタノオロチ神話に
 登場する稲田姫を奉る神社です。
 


 


 
 ↓ 神社の社務所に隣接する出雲そばのお店
   「ゆかり庵」
 

 4人に一人は広島からのお客さんだそうです。
 
 
出雲そばや仁多米のオムスビなどi戴きました。
 稲田神社の近くに笹をご神体とする宮があります。
   
  稲田姫のヘソの緒を切った竹ヘラから芽吹いたといわれる"笹の宮"

 → → 稲田姫が産湯として使った池。

             サスガ!神話の町です。
   
  奥出雲は「神話の町」 だけではありません。
古くから"たたら製鉄"で栄え、今でも世界で唯一、日本美術刀剣保存協会が「たたら操業」を行っています。
当時の製法で年3回実施されている「たたら操業」、
奥出雲へ行かれたら"奥出雲 たたらと刀剣館"で、その様子をご覧ください。


  刀剣館の前にある鉄で出来たモニュメントも八岐大蛇(ヤマタノオロチ)です。

 
     

 ↓ 本日三つ目の道の駅「奥出雲交流館」
 

 裏に酒蔵を移設しています。表はお土産。
 
 
 もちろんお酒も!
すぐ近くに "亀嵩温泉 玉峰山荘"があります
広々とした建物の向こう側には田園風景が広がり、癒しの空間が心を満たしてくれます。

 
 
   岩風呂や檜風呂の露天風呂に加えて、砂風呂も用意されています。
身も心もリフレッシュできそうです。
 
     奥出雲は、映画「砂の器」のロケ地として有名です。
「砂風呂」を出ると「砂の器」(渡辺謙 書)をご覧頂けます。

 
自然いっぱいの奥出雲にあって、外すことのできない自然景勝地が、与謝野晶子夫婦も読んだ"鬼の舌震(したぶるい)"です。
斐伊川・支流の急流が長年にわたって浸食して作り上げてきた渓谷です。
この度は、だんねんながら雨のため見学を断念しましたが、8月に渡ることが出来るようになる新しい吊橋を見て来ました。
全長 160m、高さ約40mの"揺れる"吊橋です。
相当怖そうです・・・。(渡れなくて良かった)
まだ名前の無い橋ですが、名所になる事は間違いありません。
"お兄さんも下を見てブルブル"って感じの"鬼の舌震"の橋でした。
 
     


 


今回、ここで紹介しきれなかった"砂の器記念碑"のある"湯野神社" や、30年かけて完成した"尾原ダム"なども行って来ました。

G.W.は、「奥出雲」の風景と美味しいものでゆったりとした時間を過ごしてみるのもいいかもしれません。
行ってみんちゃい!


 帰りは、国道314号線を北上し、松江線の「三刀屋木次I.C.」から帰りましたが、途中の「雲南市」の景色も綺麗でした。
斐伊川沿いの土手の八重桜が満開! 
 この度は、雨の散策でしたが、雨でも風情のある「奥出雲」でした。
山陰道は、雨からまさかの雪に変わり、途中、県境付近では吹雪になりました。



 
 
  香川県の吉野川でも見た欄干のない橋が斐伊川にもありました。吊橋とは違う緊張感を伴う橋です。