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2013年04月15日  
春を呼ぶ"深入山"の山焼き!
  春を呼ぶ"深入山"の山焼き


前週、雨の為順延のなっていた安芸太田町、西中国山地"深入山"の山焼きが、4月14日(日)に行われました。

深入山は1153mのなだらかな山で、わらびなどを育てる為に、記録では1749年から行われている行事です。

 
 
     
    
深入山への点火の前に、宮島・大聖院の"不消霊火"で護摩法要が営まれました。


点火すると火は、またたく間にバチバチという轟音とともに山の斜面を駆け上がりました。


 ご当地のトーチは1本200円!
 早く点火しないと点ける場所が無くなってしまいます。
  ↓
 
     
 
 「とうちゃん」にもらった"トウチ"です。
 
 この辺りの桜はまだつぼみ!
 
 「これは灰ですか?」 「ハイッ!」
 風が強かったため、山は、一瞬にして炎と煙に通包まれ、太陽まで隠すほどの勢いでした。

山焼きは天候に左右されることが多く、もちろん雨でもダメですが、空気が乾きすぎても危険なので中止されることがあります。

 
 
   炎が消えた後も煙が斜面を上って行く様は、まるで噴火口のようです。


 
 さらに時間が経つと、黒く焦げた草や木立が煙から徐々に姿を現し、霧か朝もやに包まれた森のようです。   
   幻想的・・・ですねぇ、殆ど白黒の世界です。
今年は、3年振りの山焼きということで、約1500人という例年以上の人出があったということです。
 深入山の山焼きは、山全体、約100haを焼き自然に鎮火しました。  
   山焼きが済んだ深入山は、登山道をクッキリ残して、"真っ黒やま"になりました。

深入山は「森林セラピー基地」として認定を受け、今年の5月25日と26日にグランドオープンすることになっています。

是非、リフレッシュあるいは癒されに訪れて見て下さい。