2013年02月03日 |
住吉神社の節分祭!
■ 住吉橋 今回は、2月3日の「節分の日」に因み、住吉神社の"節分祭"におじゃましました。 その前に、住吉神社と言えば、まずは、お隣に架かる"住吉橋"から少しご紹介しましょう。 本川に架かる全長137.5mの朱色の橋ですが、橋の色は、住吉神社をイメージしたもので、1954年に現在のアーチ型に架け替えられました。 このアーチ型の橋は、アーチの部分と下の道路部分の太さが一緒の"ローゼ橋"と言うんだそうですが、住吉橋が日本で初めての"ローゼ橋"なんだそうです。ビックリ! |
↑ 「 住吉神社から住吉橋を臨む」の図 ↑ 水上交通の安全を祈って、明治時代に建てられた "常夜灯型記念碑"。平成8年に復元されました。 ← "住吉神社"は、享保18年(1733年)に浅野藩の船の守護神として創建、信仰されました。 1996年に新社殿、1999年に合格神社(写真、下中央)が建立されました。 境内には、原爆投下にも関わらず、現在もなお生き残っている2本の被爆松があります。 ↓ |
2月3日(日)午後2時から住吉神社独特の「節分祭」が始まりました。 住吉神社の「節分祭」は、平安時代の儀式に則り、イワシ1,000匹の頭を焼いて、その臭いを畳一畳分の団扇で扇ぎ厄祓いする"焼嗅がし"(やいかがし)というものです。 |
巫女さん達 が"焼嗅がし"の神事を行った後、イワシの頭をヒイラギの枝に刺して、参拝された皆さんにお持ち帰り頂きます。 |
↑ この日は、赤鬼、疫病神、貧乏神のほか、去年世間を騒がせた人達などが次々とやって来ます。 続いて参拝された方々に"くじつきの豆"と餅が捲かれました。 |
豆撒き用の豆は、秋に収穫した大豆の茎を軒先に束ねてつるし、乾燥させたものを使って豆を炒ったものだそうです。 |
最後に、イワシ1,000匹の頭にヒイラギを刺したものをお持ち帰り頂きました。→ これを家に持ち帰り、戸口に刺して一年の厄を祓い幸せを願います。 |
今年の疫病神や貧乏神には、約60人の一般応募者の中からオーディションで選ばれたご覧の方々が登場しました。 女性3人は初めてだそうです。 鬼、鬼、お兄さんとお姉さんたち!熱演ご苦労さまでした。 今年は日曜日と重なったという事で、過去最高の人出となりました。 |