2012年10月28日 |
極楽寺の大茶盛り!
■ 廿日市「極楽寺の大茶盛り」 って何? 広島の初冠雪を観測する山が極楽寺山で、遠足で行かれた方もいらっしゃると思います。 山頂に近い"極楽寺"で「大茶盛り」があると聴いて行って来ました。 その前に極楽寺山と言えば自然の宝庫!「蛇の池」じゃ! ここには自然生物や自然植物がいっぱいです。 スイレンの時期は過ぎましたが、パックマンのようなスイレンの葉が池一面に広がっていました。 |
極楽寺山の山頂の展望広場からは下界が見えませんでした。↑ 極楽寺は、731年に開山、1560年に毛利元就によって本堂が再興された由緒あるお寺です。 本堂と、本堂に収められている千手観音は、ともに県の重要文化財に指定されています。ホンドウです。 |
この極楽寺の客殿で、毎年2回開催される恒例の行事が「大茶盛り」です。 特大の茶碗、茶せん、水差し、なつめなど、大きな茶道具を使って行われるお茶会で、古くから行われていた茶せん供養の余興として始められたそうです。 |
→ 「大茶盛り」が行われる"客殿"です。 当日は18人の方が参加されました。 ↓ どれくらい大きいかというと、鉄瓶の直径33cm、茶せん大45cm、小30cm、茶杓45cm箸70cm、、柄杓70cmなどとなっています。 |
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「大茶盛り」と言えば奈良の西大寺が有名ですが、極楽寺の大茶盛りは、茶碗だけでなく、道具の全てが大きいのが特徴です。 どーです、左の茶器をご覧下さい。 |
菓子器はでかいがお菓子は普通です。 ↑ ひとりでは持てません。 (落としては大変ですから・・・) みんな寄ってたかると"千手観音" のように見えます。 ← 最後の方は、すっかり冷めてました。 |
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そろそろ「紅葉」でしたが、珍しいものを見て気分が高揚しました。 みなさん、こぼさず壊さず無事終了しました。 |