2012年10月21日 |
下蒲刈町の第10回朝鮮通信使再現行列!
■ 第10回朝鮮通信使再現行列に行ってきました! 秋の心地よい陽射しが降り注ぐ中、安芸灘大橋を渡って下蒲刈町へ!(左隅が安芸灘大橋です。) 下蒲刈島と上蒲刈島の間を流れる「三之瀬瀬戸」は、穏やかな瀬戸内海にあって潮の流れが速いところとして知られています。 下蒲刈町は古くから海上交通の要衝として栄えてきたところです。 江戸時代には、友好使節団の朝鮮通信使が12回来日したうち、11回は、この下蒲刈に立ち寄ったということです。 |
前回"MICKEYS PLACE"で蒲刈を訪れたのは2011年3月11日でしたが、その時は、文化的で静かな町として紹介しました。 (町の名所など詳しくは、過去"TOPICKS"をご覧下さい。) この度は、「静かな町」ではなく、賑やかな催しとして展開されそうです。 ← 後ろに見えますのは「蒲刈大橋」です。 ↓ 通りはまだ静かですが、出発前の「市民センター」前駐車場 では、リラックス・ムードが漂って賑やかです。 |
"くつろぎのひととき"。かつらを外して携帯見てます。↑ 「江戸時代に携帯を持ってても、ひとりじゃしょうがないよねぇ。」 ← 再現行列は、市民センターを出発して下蒲刈中学校まで、三之瀬地区を約1時間半かけて練り歩きます。 |
↑(左) お迎えするは"広島藩"。 朝鮮通信使の衣装に身を包むのは、在日大韓民国民団の方々です。 |
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← 「楽人」と呼ばれる人たちは、いわゆるミュージシャンだと思われます。 |
「三之瀬御本陣芸術 文化館」で行列を待ち受けるのは、広島藩主浅野氏(向かって左)。「行列が来るのが遅いのぉ・・・。」 → ↓ 「常夜灯」もおめでたい雰囲気になっていました。 |
福島雁木には、広島藩主の櫂伝馬が入港します。 入港するには、出て行かないといけないので、まずは「出て行きます。」の図です。 行きは漕ぐのに大変ですが、帰りは漕がなくても流れていくほど流れが速いところです。 |
お待たせしました!いよいよ出発です。 黄色い集団は、大韓民国富川(ブチョン)市の京畿(キョンギ)国際通商高等学校のみなさんです。 この度、行列の先頭でアリランなどを演奏しながら行進してくれました。 ↓ |
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下蒲刈は「安芸蒲刈御馳走一番」といわれたほどの歓待ぶりで、全国から集めた食材を使って豪華な膳をもてなしたそうです。 贅のきわみだゼー・・・。 |
この行列が行われている「三之瀬地区」には、「御馳走一番館」という朝鮮通信使資料館もあるので、行かれた際には是非、ご覧下さい。 |
朝鮮通信使船を模した「朝鮮通信使カー」 → 屋上には子供たちが乗っています。 |
朝鮮通信使の鮮やかな衣装が、快晴の空に鮮やかに映えます。 来年は是非、生でご覧下さい。 |