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2012年06月30日  
梅雨も折返し地点!天気が気になる「江波山気象館」
 ■ 中区の江波山気象館を訪ねました。

梅雨の天気、続きますね~・・・。
ということで、今回は天気関係の所を訪ねました。
旧「広島地方気象台」は、1934年(昭和9年)に江波山の上に作られ、翌年から測候を始めました。

 
   
   本館は、2000年に広島市指定重要有形文化財に指定されました。


気象台は1987年に中区八丁堀に移転し、建物は1992年に、日本で初めての気象をテーマにした博物館としてオープンしました。
モダンな様式が印象的です。
 観測で使っていた鉄塔は、
現在、使われていないという事です。
 
  爆心地からの距離は南南西の約3.7㌔、爆風を受けた外壁は当時のまま保存されています。

 ← 窓枠が曲がり、今も傷跡が生々しく残っています。
 
← ここんとこです。
 
     
     
 ↑ 建物の西側には、今は使われていない「百葉箱」が。
  箱の中には温度計や湿度計が入ってます。

 百葉箱の隣が 現在の観測機で気温と湿度を観測する
 ものです。地上から1.5mの高さに取り付け、地面は
 芝生などの草地、器械が影にならないような場所に
 設置します。(今は影でした。)



 
 
 


← 入口扉の上にあるのは、ステンドグラスです。
  "ドゥ・ユー・アンダステンド?"





      ↓ 「お天気情報コーナー」
         相談カウンターもあって、気象についての
         質問や相談にも対応します。  
     
   ↑ 受付と対面には「ミュージアム・ショップ」も
  あります。
 
 ← 「相談コーナー」
                → 「図書コーナー」

 ↓ 「水のたび」
  海から蒸発した水が雲になり、雨となって
  地上へ戻り海に帰って行く様子を映像で
  見ることができます。えーぞー!
 
     
 ちょっとレトロな空間は、昔の学校や病院を想いだします。
 
 
  ← 「気象台のおもいで」
 原爆の爆風で吹き飛ばされ、壁に突き刺さったガラス片が残されています。また、気象台の当番日誌などから被爆当時の様子を知ることができます。





 ↓ これまで使われてきた気象機器も展示されています。
  希少です。
     
     
 →
2階には数々の"体験コーナー"があります。
雷を間近でみられる「フランクリンの実験室」、
風速20mの風が体感できる「突風カプセル」。


 ↓ 「タイフーンボックス」
  雲が発生して風によって渦が出来、台風に
  なる部屋に入ってみましたが、湿気でドッと
  汗が出てしまいました。
   
     
   ← 足が短く太って見える?部屋。



 → 足が長い!ようにも見えます。

            ・・・どっちが本物に近い?
 
   江波山から見える"本川"
江波山の自然環境とともに「江波山気象館」をお楽しみ下さい。




開館時間は、午前9時から午後5時まで
休館日は毎週(月)、祝日の翌日、入館料は大人100円、子供50円です。(駐車場は数台分有り)
★ おまけ

7月1日(日)の夕方、ご覧の様な素晴らしい夕焼けが!