ホーム > TOPICS > 今、下松火力発電所が熱い!
2012年06月24日  
今、下松火力発電所が熱い!
■ 下松火力発電所を社会見学!
 
ネイチャーが続きましたが、今回は、山口県下松市にある「中国電力 下松火力発電所」を社会見学させて頂きました。
夏へ向けて節電が叫ばれる中、電気がどのようにして作られるのか、今一度勉強します!



瀬戸内海に面した下松火力発電所は、敷地面積がマツダスタジアムの約6.4倍の広さがあり、そのうち約1/4は緑地になっています。
ってな訳で、まずはソテツやパームツリーが出迎えてくれます。
 
     
   下松火力発電所のシンボル、煙突は高さが200mありますが、スカイツリーのようにエレベーターは無く、点検の際は30分かけて歩いて上るそうです。
行きもしんどいですが、降りる時も足がガクガクになって大変だそうです。
 
 下松火力発電所は、重油と原油を燃料にして、現在1台の発電機を運転しています。
→ は、重油・原油の貯蔵タンクです。



 
 
         敷地内は広いのでバスで周囲を見学しました。
   ←
いよいよ心臓部、発電施設の見学です。
ご案内は広報担当の方です。「どーぞ!」


まずは、発電の仕組みを分かりやすくご説明しましょう。
コンロで圧力釜を熱して、蓋から出てきた蒸気で右上の扇風機みたいなファンを回します。
回ったファンが発電して電気ができます。
じゃあ続いてモノホンを見ましょう!
 
     
 本物はデカイ!中身は現在稼動していない1号機で見ます。
1号機は昭和39年の運転を開始し、平成元年に廃止されています。
→ は、「タービン」の「高圧ローター」部分です。蒸気の力によって回転し、この回転力で発電機を回し電気をつくります。


 
 
 

 

巨大な絵の具のチューブ の中身は一体・・・?
おじさんたちも熱心に説明を受けています。

現在稼動中の3号機は、昭和54年から運転を開始、出力は最大時で70万キロワットです。
ここの電気がみなさんのご家庭に供給されているんですね。





 ↓ 「中央制御室」におじゃましました。
   ここでは、発電所の機会や装置を動かし、それらが正常に
   動いているかどうかを監視しています。
 
     
日常、何気なく使っている電気の源を見させて戴きました。
今年はこれまでにも増して"火力発電"が威力を発揮することでしょう。

 
 

■ 今週は、機械じみたモノばっかりだったので、おまけで"季節の風物"をお楽しみ下さい。(広島市中区)