2012年06月10日 |
吉水園のモリアオガエル&加計界隈+「MUSIC」を更新!
■ 吉水園のモリアオガエル&加計の町 1年のうちモリアオガエルの産卵時期にあたる週末4日間だけ一般公開される加計の「吉水園」を訪れました。 加計の商店街から5分の小高いところにあります。 ↓ 案内の表示も風情があります。 |
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「吉水園」は、江戸時代の半ば(1781年)に建てられた山荘で、真ん中に位置する"玉壷池"の周囲を散策するように作られています。 周囲を緑一面の木々が生い茂る中、池の中央にアヤメが彩りを添えていました。 |
"吉水亭"は藁葺きのこじんまりとした建物で、昭和26年に県の名勝の指定を受けています。 |
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"吉水亭"から見下ろすように"玉壷池"が広がり、ここがモリアオガエルの産卵場所となっています。 |
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園内には、御神木とも思えるような大木がありますが、少し山手を登ると「稲荷社・金屋子社・琴平社」があります。 この日(6/9)は、前日に梅雨入りしたことで、カエルの産卵としては最高の条件になりました。(今年最高の産卵シーンだそうです。) |
吉水園のモリアオガエルは広島県の天然記念物にも指定されています。 水辺の樹上に産卵する習性を持っていおり、同じ木でも下に水がないと産卵しません。 梅雨入りを待っていたかのように産卵する泡状の塊があちこちに散乱しています。 |
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モリアオガエルは5cm~6cmぐらいの綺麗な緑色のカエルで、メスはオスよりひと回り大きくなっています。 産卵期は5月上旬から6月下旬で、産卵期になると池の近くに現れ産卵が済むと森へ帰っていきます。 木の上で過ごすため、手には落ちないように吸盤が発達しています。だから落ちそうで落ちないんです。 |
泡の塊は、数匹のオスが共同で作り、その中に約300個の卵を産みます。 約1週間で孵化したオタマジャクシは、泡と一緒に池に落ちる仕組みになっていますが、下ではイモリが待ち構えており、生き残るのはごくわずかだそうです。 |
← おみやげ「延命の小ぶくろ」(600円) ■ 加計の町も歩いてみました・・・。 |
→ まずは「中野」の書いてある不思議なお店! free space & Book caffee「golden Stamps」は、毎週金・土のみ営業のお店! お店とお店の中野チハルさんです。↓ |
← 有名な「たい焼"よしお"」さん! ↓ 野鍛冶の秋田和良さん! 使い慣れた農機具などを再生されていまし た。隣の「鍛冶屋館」で展示会をする準備 をされていました。 |
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中野さんのお店で、ハワイから買って帰った(らしい)アロハを買いました。 加計の町では、若い人たちが頑張っていました。 町の特徴を生かした素敵なカッケー町並みになることを期待しています。 |