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2012年05月27日  
鞆の津ミュージアム、オープン!
 ■ 5月26日は福山の鞆の浦に行ってきました。
目的は、「花火大会」ではなく、この日OPENするミュージアムを見学するためです。



 → 鞆の浦のシンボル"常夜灯"ゆっくり時間が流れます。



 ↓ 海岸沿いから一筋入ると、昔ながらのお店や会社。
 
     
     
 ← 福山鞆の浦と言えば"保命酒"
    ニッケ味の"のど飴"を2ケ買いました。
 そんな古い町並みを歩いていると古民家の角に案内看板が・・・。  
  "ありました!"古民家に溶け込むように !
「鞆の津ミュージアム」!
 築150年の蔵を改装して見事に生まれ変わったミュージアム。何と言うことでしょう。



 ↓ 5月26日(土)は、午前10時からオープニング・セレモニーが開催されました。
入口には、記念のくす球がアートな雰囲気で吊るされていました。

開館記念企画展は「リサイクルリサイタル-幸せ時間の共有」を開催しています。
 
     
     
   この企画展では、都市の環境の中から、見捨てられ顧みられないものたちを取り上げて、作品として再構築しています。

大阪・淀川の漂流物などを組み合わせた作品で知られる大阪市の2人組「淀川テクニック」をはじめ7組のアーティストが立体作品、写真、絵など合わせて300点あまりを出品しています。


 
     
 ↑ 美しい?アートもよく見ると、ペットボルやスリッパ懐中電灯だったりします。
スリッパもリッパに見えます。


 → 釣り場や海中は、こんな釣り道具のゴミがいっぱいなんでしょうか・・・。 ゴミの魚です。
 
     ← 壁一面の作品「シャングリラ」
よーく見るとすべてゴミと思われるものをトレイに入れてラップしています。
値段表示のシールには「福山産」と書いてあり、鞆の浦近くのゴミを使って作品を制作したそうです。(淀川テクニック)
 小幡正雄(兵庫県) →

拾ってきた段ボールに赤鉛筆で作品を描いています。
モチーフの多くは、彼の人生には無縁だった結婚式や家族の絵が多いということです。
 
  ← ズガ・コーサクとクリ・エイト(兵庫県)

こちらも段ボール等の廃材を使って、展示室の一角を"どこかで見かけた鞆の浦の風景"に作り変えています。
床も段ボールでふわふわして気持ちよく、何故か落ち着きます。


この企画展は、7月22日まで開催しています。
日々の暮らしのいたるところにある見捨てられた「価値あるもの」。
何かを再発見してみてください。