ホーム > TOPICS > 頼山陽史跡資料館の「五月人形とお守り刀」展と鯉のぼりをご紹介!
2012年04月15日  
頼山陽史跡資料館の「五月人形とお守り刀」展と鯉のぼりをご紹介!
 ■ 中区袋町(旧日本銀行隣)の頼山陽史跡資料館では、現在、「五月人形とお守り刀」展を開催中です。5月13日(日)までの開催です。


 ↓ マンションやビルが立並ぶ一角に和風の建
        物が目を引きます。
   入口を入るとこじんまりとした庭が佇み、
   椿やかえでの新芽が春を感じさせてくれま
       す。
 
     
  "五月人形"と"お守り刀"は、 いづれも子供を災いから守るもので、親たちが子供たちのすこやかな成長を願う気持ちが込められています。
 
 この展示では、竹原頼家ゆかりの"五月人形"や書画と広島県内で活躍する刀匠による"お守り刀"を紹介しています。



 ↓ 「八幡太郎像」(明治40年)
  "八幡太郎"とは、源義家
   頼家の当主・頼俊直が、端午の節句に際し
   次男董二のために作らせた五月人形です。
   



 ↓ 「豊太閤」(明治32年作)
   モデルは豊臣秀吉
   付属する旗持↓ 馬↓ 飾弓矢 粽がセット
   になっています。
     
                        
     
     ← 「加藤清正拝富士像」(大正2年)
   この人形は、加藤清正が、豊臣秀吉の命
   を受け朝鮮に出兵した時、当地から遥に
   富士山を拝したといわれる故事を題材に
   したものだそうです。
 「神武天皇像」(昭和初期) →
"古事記"や"日本書紀"で初代天皇とされている神武天皇をモデルにした昭和初期の五月人形です。
 
     ←広島県内で活躍されている刀匠の方々による「お守り刀」を展示しています。 
 5月5日(祝)10時からは、「刀匠による銘切り実演」が行われます。
"子供の日"ということで、お子さんの名前や座右の銘などを切り込んだキーホルダーや文鎮を作って下さるそうです。

その他「展示解説」や「端午の節句茶会」も行われますので、詳しくは資料館までお問い合わせください。
電話:082-542-7022
 
 


 ■ 桜の季節なので、帰り道、平和大通りでウォッチングをしようと思ったら、桜以外の花などが咲いていました。春ですね~。
   ↓ 梨の花です。                     ↓ "やまもと"ではなく"やまもも"。        ↓ コブシ!
     
  広島市内の桜は「満開」!です。
京橋川の川べりに咲く桜は川面にも映り 倍綺麗です!
 

■ 五月人形と来れば・・・やはり"鯉のぼりが要ります。しかし最近はなかなか見かけません。マンションのベランダですらありません。
 やっと見つけたのは土師ダム帰りの"八千代産直市場"でした。ナント!鯉10匹+吹流しが一斉に青空高く泳いでいました。感激!
続いて 見つけたのは、JR可部線で廃線になった安佐北区の旧河戸駅近くに掲げられていた鯉のぼりと幟です。
「早く電車が来て欲しい」という願いを込めて、住民の方々が持ち寄った鯉のぼりは34匹!5月27日まで掲げられるそうです。
線路の上を泳ぐ鯉のぼりは、まさに特急列車のようでした。