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2012年03月11日  
安芸灘とびしま海道シリーズ@下蒲刈島
 ■ 春めいてくると瀬戸内海が呼びます。
  安芸灘とびしま海道を走ってきました。
  第1弾は「下蒲刈島」、本土から安芸灘大橋
  を渡ります。
  橋を渡ったところに白崎園があり、
  まるでツクシのようにモニュメント
  (トップページ)がそびえ立っていました。


 ↓ 船着場から見える「安芸灘大橋」
   手前は「櫂伝馬」の櫂、隣は「櫂伝馬」
   ← 安芸灘大橋(有料)
   平成12年開通、長さは1175m




 ↓ 次の「蒲刈大橋」のたもとに石畳散策路が
   あり、下蒲刈の文化と歴史に触れることが
   出来ます。
     
"文化"から行ってみますと・・・絵画の展示館がふたつあります。
まず「三之瀬御芸術文化館」。
民家風の建物ですが、中には須田国太郎ほか瀬戸内などを題材とした絵画が展示されています。
館内は撮影禁止ですので想像して下さい。
 
 
   次は、「蘭島閣美術館」です。
こちらも瀬戸内の美を探究し、郷土ゆかりの作家や日本を代表する作品が展示されています。
こちらも外観だけです。
     
 蘭島閣美術館の裏手には「白雪楼」というお茶室があります。
江戸時代末期の建物で、お抹茶を戴きました。(出てくるまで暫く待っちゃいました)
 
 
     
   "白雪楼"2階の書斎からは三之瀬瀬戸と上蒲刈島が望めます。
天井には「酔翁亭記」が書かれています。




 ↓ 続いては歴史を知る「松濤園」。
   紅白の梅が可憐に咲いていました。
 
     
 「松濤園」は、"御馳走一番館(朝鮮通信使資料館)""陶磁器館""あかりの館""蒲刈御番所"の建物から成り、バックには、三之瀬瀬戸と「蒲刈大橋」(長さ480m)が広がります。  
     
   江戸時代、朝鮮通信使が日本にやって来た時、下蒲刈島が藩の接待所として歓迎したそうで、記録をもとに当時の豪華な料理や行列風景などが復元されています。
(こちらも館内は撮影禁止です)
 
 "陶磁器館"には、中国・朝鮮の陶磁器をはじめ、初期の伊万里焼、古九谷、柿右衛門、鍋島など常時80点ほど展示してあります。  
   "あかり館"は、西洋の珍しいランプや、紀元前のテラコッタランプ、石ランプなど年代順に分かりやすく展示してあります。
庭園は、松と梅を中心に落ち着きと潤いのある 空間に仕上げられています。
 
 
  下蒲刈島と上蒲刈島の間は、穏やかな瀬戸内の中にあって潮の変化が激しく、水面を見ていて飽きません。
穏やかな春の日などは絶好です。是非!お勧めします。

来週は、もっと先まで行ってみます。