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2018年10月21日  
焼きものの街"波佐見"!(長崎)
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焼きものの街"波佐見"!(長崎)



長崎と佐賀の県境近くにある街、波佐見!(はさみ)、
焼き物で有名な地区が北から伊万里、有田、波佐見と並んでいます。(波佐見は、真ん中にはさみ込まれてはいません)





 
 
  まず 長崎県波佐見町を象徴する施設「やきもの公園」を訪れました。

ここには、世界の窯の歴史と技術を学べる野外博物館「世界の窯広場」あります。 
 ↑ ↑
18世紀のイギリスで使われていた「昇炎式窯」
(ボトルオーブン)





中国の春秋時代から使われていた横炎式窯(龍窯)

 
    
倒炎式窯(トルコ キタヒヤの窯)
トルコでは現在も使われている方式の窯だそうです。
は沢山ありますが、どこから見てもカマいません。

 
 "波佐見焼"は、江戸時代から大衆向けに生産してきた歴史ある焼き物です。    
  最近ではデザイン性を重視したものが多いということです。
「歴史の有田」に対して「モダンの波佐見」といったところです。
 
 ●●  波佐見町「西の原」!


「やきもの公園」からクルマで10分、波佐見町「西の原」は、昭和初期の製陶所の建物をリノベーションした新しい感覚のお店が並ぶ人気スポットです。





 


 
   "西の原"の旧製陶所入口近くにある建物は、「旧波佐見町立中央小学校」の講堂兼公会堂です。
昭和12年(1937年)に建てられ国登録有形文化財に指定されています。

長い建物ですが長居はしません!
 波佐見焼でも売っているお店かと思ったら"駄菓子"だがや!おしゃれな駄菓子屋さん(佐々木商店)でした。
 
 
  煙突がレトロな建物は"モンネ・ルギ・ムック"もんね!
カフェレストランで大変賑わっていました!

 
 軒下には"テルテル犬"!

昼食に食べました!(右)

 
   
  カフェレストランのお隣は、画材や文具をセレクトしたショップと、アートを中心に紹介する多目的スペース"モンネ・ボルト"!
イベントやワークショップが開かれるそうです。
ところどころに"製陶所"の名残があります。
(製陶所ですが生徒ーは居ません)

 
 "GROCERY MORISUKE"
オーガニックナチュラル、デザインにこだわった世界中の食材雑貨を売っています。


 
 
    看板がお洒落すぎて何屋さんなのか分かりません!とにかく入ってみて下さい。

左の看板"833 WALL"は、何となく分かりました!

 
そうです!今流行りのボルダリンクスタジオでした!
"833スタジオ"では、ライブや展示会、マーケットなどもできます。

 
 
   さらに坂道を上がっていくと"にぎりめし かわち"があります。
ただしここは、月・水・木・金がお休み!店内では、大量のおにぎりと唐揚げを作っておられましたがお休みでした。
(どこかに持っていかれるのでしょうか?残念!)
 
 ウッドデッキで食べるおにぎり味噌汁は、いづれも地元産のお米と具材で作られているそうで、さぞや美味しだろうと想像しながら後にしました。
 
 
   "氷窯アイス こめたま"は、鶏のエサとしてコメを作り、採れた卵でアイスを作る製造販売を一手に行うお店です!
また、注文を受けて一つづつ特注の「氷窯」で混ぜ、一番美味しい状態のアイスにして提供してるそうです。すごい!

 
 その他にも陶器、自家焙煎コーヒー、生活雑貨、女性専用プライベートサロンなどのお店があり、若い人たちを中心に人気のようです!  
   古くて新しいスポット!波佐見の「西の原」でのんびり過ごしては如何でしょうか?
11月には、波佐見の器で郷土料理を楽しむ「はさみ炎まつり」、12月には、自宅にある器を持っていくと好きな器を5割引で買える「皿山替まつり」が行われます。