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2017年09月24日  
いよいよ開催間近!UBEビエンナーレ!
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「第27回UBEビエンナーレ」開催!



山口県宇部市で2年に一度開催される現代アートの祭典「第27回 UBEビエンナーレ」(現代日本彫刻展)が10月1日(日)から始まります!


 
 
  29カ国277点の応募作品の中から、40点「入選模型作品」18点「実物制作指定作品」が決定しました!

宇部市の「ときわ公園 彫刻の丘」には、すでに今回の「実物制作指定作品」18点が制作展示されています。

   この日はくもり。青空だったら最高に綺麗です。
 作品をご紹介する前に、この度、ときわ公園内の"ときわ橋"にも新たに木村崇人のアート作品「かもめの駐車場」がお目見えしました! 

"瀬戸芸"の女木島にもあったよね!
 
   
                    ↑ ↑
過去作品の「深夜バス」(2011)は、園内に常設されていますが、子供たちに大人気です。
東南アジアのバス状態になっています。


実際の開幕は10月1日からです。それまでは作品の周囲にロープが張られ近寄れないようになっていますが、鑑賞することはできます。


← 武田克史(滋賀)「言葉」
 ハンス・ショール(ドイツ)「コンストラクション・キット・アニマル」 →

カラフルな動物たちのピラミッドも子供たちに人気でした。

 
 
   ← 土屋昌義(神奈川)「りんご りんご」

で出来たリンゴ!「どうです!」
斜めに土に突き刺さっています。リンゴ本来の色ではありませんが、向こうの"リンゴ色"の作品と重ねると面白い!です。
熊谷文秀(北海道)の「空想の軌跡Ⅱ」 → →

シンプルなカーブを描いた作品ですが、向こうの作品(「言葉」)がバックでアクセントになっています。
 
 
   
ナカイデ タケヒコ(東京)「風の灯台」


湖畔に近いスペースに立つ作品は、塔の中が鏡面になっていて、見上げると空と風車動きが映りこむ万華鏡になっています。
今は、まだ見れません!残念!

 
 増野智紀(京都)「遊 play」 →

OPEN前にきれいきれいにしておきます。
開催後は、ぶら下がったり潜ったりして波の中をサーフィンする感じで楽しめるそうです。

 
 
  ← 北川太郎(兵庫)「時空ピラミッド」

ひと際大きくそびえ立っているのは、現代のピラミッドです。
素材が、ふわふわしているのかカチンカチンなのか・・・まだ触れません!
 
あっ!すでに触っちゃっているモノがいました。
フンでもしてたら憤慨(フン害)です。
 
   
              ← ↑
石上和弘(静岡)「アフターアップル」

18作品のなかで"りんご"がふたつありました!
リンゴを食べた部分は、人間の一部になって"生"に転換した証!充実した空間と言える!そうです。
木で出来ていて木の香りがして座りたくなります。



 
佐藤慈男(愛知)「重力飛翔-はるか かなた」 →

重い石で出来た胴体に羽がついています。
重力からの離脱をを試みる人間の命題を現しています。「重い」思いです。
 
 
   ときわ公園内は、「彫刻の丘」だけでなく「湖水ホール」での"模型作品展示"「ときわ神社」「ペリカン島」などときわ湖に沿って見どころが沢山あります。
移動は、電動バス(100円)でらくらく巡回できます。
 
安藤泉(神奈川)「ムー大陸よりⅡ」 →

 今回の入選作の中でも存在感はバツグンです。
ムー大陸からやって来たのは"半漁人"?
表情は「ギョギョッ!」っとする艶めかしさがあります。
 
  ← 神山豊(神奈川)「Megaptera」
 
スイスイ泳げそうな作品は、鑑賞者が「自ら動かす」事で、アートをより身近に感じて欲しいそうです。
木製でクジラの下に動かすハンドルがあります。
まだ、触っちゃダメダメ!

 
 クジラは動いていませんが、周りで高校生が動いて(踊って)いました。を表現しているように見えました。
本番は不明ですが、開催期間中、様々なイベントも実施されるようです。
 
 
 
 出ました!広島県からです!
村中保彦(広島)「エルクの工場現場」

「君はとなかい?」、「・・・・」お返事がありませんでした。
有機物(動物)と無機物(足場)の対比を表現していますが、有機物も剥き剥きすると無機的な作りになっています。
 
            首藤晃(北海道)「水陸(共生)」 →

この角度からは、分かりませんが、後ろ半分は農機具のようになっています。
水棲生物農具が融合し、お互いに反対方向(陸と水)に向かおうとしているそうです。
F-1みたいでかっこいいのでこの角度から撮影しました。
 
   オレンジ色とグリーンの中に純白のドレス!どーれす?映えるでしょ!
こんな撮影も行われていました。
  オレンジ色の作品は、第1回(1962)作品「蟻の城」です。
 伊藤嘉英(東京)「森の掟」 →

何のへんてつもない"変鉄"に見えますが、よーく見ると小さな穴が無数に開いています。
中から見ると満天の星のように見えるのかも知れません。
 
 
   ← 金景督(東京)「remember-ube」

「水の音と空間」がコンセプトです。
周りの景色が映りこむので、天気や時間によって印象が変わる作品かも知れません。 固くて溶けそうな作品です。



土井宏二(石川)「この星の声」 ↓

土を素材にした作品、土は星そのものです。
 岡田健太郎(神奈川)
「catch and release」 →

全体は宇宙船のような形をしています。
 
   
   「この星の声」を横から見ると土っぽく見えてきます。
"土"と"木""モノトーン"と"カラフル"、作品同士を重ねてみても面白いかも!
 
面白い作品を沢山見て回るとおなかもすいてきます。
ときわ橋を渡って「湖水ホール」の下に"Leola"というハワイアン・カフェがあります。
 
 
  "ロコモコ"が大変美味しかったです。
お店のベランダに咲いているハイビスカスが華を添えます!
カスではなく採れたてです!

 
「そろそろ最終便が出ま~す!」

チョット待った!まだまだ夜はこれから!
11月5日まで
は、彫刻の丘で夜のライトアップ(18:00-22:00)
そして、隣接する「植物館」チームラボの企画による「グラフィティネイチャー 世界を旅する植物に住まう生き物たち」(19:00-22:00)を開催中です。

次回の「ミッキーズ・プレイス」は、続編!夜も楽しめる「ときわ公園」をお届けします。お楽しみに!