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2017年08月13日  
レトロを満喫!"大崎下島"

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レトロを満喫!"大崎下島"



「とびしま街道」の広島県側の端、"大崎下島"へ行って来ました!

「とびしま街道」をクルマで走っていると、途中"とびしま"のミニチュア版がたくさん見られます。

"お灸"モグサのような無人島が点々としています。


 
 
  ここにも"モグサ"が!・・ビーチの砂山でした。

この日も真夏日の広島県!上蒲刈島にある"県民の浜海水浴場"では、大勢の家族連れが泳いでいました。

 
呉市の本土から橋を四つ渡って「大崎下島」"御手洗地区"に到着!常夜灯が出迎えてくれます。

 
   
   "御手洗地区"は、昔ながらの町並みとレトロモダンな建物が魅力のゾーンです。

 現役の"理髪店""ポスト"!
チョット寄ってみたくなりましたが、
散髪は、最近行って来たとこや!
この辺り一帯は、江戸から明治、大正、昭和初期までに建てられた建物が混在しており、「国の重要伝統的建造物群保存地区」指定されています。していやふつかでなった訳ではありません。

 
 
   港のすぐ近くということもあり、通り抜ける風がとても心地良いです。

民家に飾られているは、地元のボランティアの方々によるものです。
 

古い郵便局を改装した「トムの写真館」!

2年前に東京から移住して来た写真家のトム・宮川・コールトンさん真伊さん夫妻が営んでおられます。
「御手洗を写真の町にしたい!」そうです。

 


トムさんが撮られた写真や昔の御手洗の写真が
沢山あります。販売もしています。
 
   この日写真館では、ストーンアートワークショップが行われました。

みんなが集う写真館!是非、立ち寄って見てください。
 
 一際モダンな建物は、昭和12年に建てられた"モダン劇場"「乙女座」だもん!
昭和30年代まで映画館として使っていました。
 
 
  外観のモダンさとは裏腹に、中は提灯がぶら下がり「芝居小屋」のような雰囲気です。

 
客席はで若干傾斜が付いています。2階席花道もあります。  
  受付はおられませんでしたが、入館料は一般200円で、多くBOXに入れるようになっています。
開館時間は9:00-16:30 火曜日が休館日です。

 
御手洗地区新しい古いスポットが誕生しました!
今年4月にオープンしたばかりの「駄菓子玩具ミュージアム"御手洗昭和館"」です。
 
 
   館長(受付におられる方の旦那様)が長年かけて収集した昭和30年代から40年代のおもちゃを中心に1万点以上のコレクションが展示されています。


よくある「レトロな駄菓子屋さん」と思ったらビックリ仰天!
昭和30年代が子供だったわたしにとっては宝の山本でした。

ゴムパチンコ
は、私の頃は、手前のプラスティック製ではなく、奥の針金製でした。もっと昔はでした。




マーブルチョコに入っていた
「アトムシール」は、もったいなくて貼った覚えがありません。 
 
   
    ↑ ↑
上の は、中国もビックリ!の
ミッキー?




「エイトマンシール」は、丸美屋の卵ふりかけのおまけに入っていました。
シールが欲しくてふりかけジャンジャン振りかけていました。

 
 昔、こんなお店があったらワクワクしていたでしょうが、今でも十分ワクワクしました。
気が付くと思わずまんがの主題歌を口ずさんでいるほどでした。
 
  主人公に成りきる為には、この"お面"風呂敷の"マント"必携でした。
セルロイドのニオイが蘇りました。
「月光仮面」に「忍者部隊"月光"」、「スーパージェッター」、「鉄人28号」・・・。



 
 文具も勢揃い!「ウルトラQ」から「ウルトラマン・シリーズ」「仮面ライダー」など、ワクワクの鉛筆キャップです。

 
 
  2階に上がると懐かしのゲームやプラモデルなど、益々当時にタイムスリップ!

お金持ちのお友達ん家2階子供部屋にお邪魔した時のような"うらやましー"気持ちも蘇りました!

 
 人気の「野球盤」は、年代によってだんだんハイテクになっていきます。ちなみに手前から二つ目のエポック社の野球盤は、プレゼントで当選して持っていました。すごいでしょ!
これを目掛けて友達が集まってきていました。
 
  「うつしえ」は、手の甲に貼って上から水でピチャピチャすると・・・あーら不思議!イレズミみたいに絵が写るんです。

 
 1960年に発売されるやいなや、半年で240万個を売り上げた"昭和"を代表するヒット商品です。
二の腕にぶら下げて女性(いい大人)が外出していました。

これ、ウインクしているので"モノホン"です! →




"メンコ"は、男の子にとって必需品でした。
     ↓ ↓
 
    バルサと紙で出来た飛行機は、すぐ壊れていましたが、この手のゴム飛行機は良く飛んでいました。
屋根まで飛んで取れなくなったりしていました。
 
 ほんの一部だけ紹介しましたが、これ、54歳の館長のコレクションということですからビックリです。
殆んどが"未使用"なので、当時からこのミュージアムのことを考えていたのでしょうか?
 
 
   いづれにしろリアルタイムの方以外でも楽しめる博物館です。
御手洗の新名所見たらいいと思います。

入館料=300円(一般) 10:00-17:00 火曜日定休日
 
最後に海沿いのカフェへ!
呉の市街地にお住まいの若人、井上明さんが週のほとんどをこちらで過ごして営業してらっしゃいます。

地元産「大長レモンぜんざい」(500円)を頂きましたが、さわやかで美味しかったです。
 
 
  カフェの2階は別世界!「This is 御手洗!」絶景が広がります。
"風待ち"の潮風が吹き抜け、海と向かいの"岡村島"が心を癒してくれます。


の上で横になって寝ると気持ちよさそうでした。